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オーディションについてわかりやすく解説

数年前の出来事。

某芸能プロダクションがCMのオーディションをするから応募してね!って募集があった。

当時……まだ小学生だった娘も興味あるって言うから、申し込んでみた。

今回は、プロダクションの営利目的の客寄せオーディションではなく、狭き門の某菓子メーカーのバレンタインチョコレートCM起用オーディション。

一次審査650人合格

そして、二次審査を経て……本日、最終審査に残ったのは5〜20歳くらいまでの女子50人

その中から、みごとCMに出れるのは、僅かに3人だけ。


本日最終審査のスケジュールは、カメラ審査と個別面接、最後に集団面接という流れ。


順番に審査員の前に呼ばれる。

審査員のタレントから、三つの注意点を聞かされる

1、常にカメラ目線を取る事

2、OKの指示が出るまで勝手に止めない事

3、最高の笑顔を作る事

である。


それを踏まえて
『チョコレート大好きっ』
の台詞をカメラに向かって言う。

その後、審査員と簡単な会話をする


こういったオーディションなんかは、何かしらの面接の類いと一緒で、入った瞬間から見られてると思った方が良い。

色んな子供達が来ているが、中には自覚していて既にスター性のある子もいたりする。

逆に、じっと座ることすら出来ず声をあげ、他の参加者の邪魔をしてしまう子もいたりする。

オーディション以前に、先ずは躾してから来たらどうだろうか?

最後の集団面接で、社長が大人にも共通する興味深い事を言っていた。


『今日のオーディション……絶対、私は合格してると思う人……手を挙げてぇーっ』

周りを見ながらパラパラと手を挙げる子供達

すると社長は
『ハイ……今、手を挙げなかった人は不合格ですね』

要するに、ぶっつけ本番のこの世界
自信のない奴は結果を残せないと言う事。

更に、群集の中で自分をアピールしないと、人より一歩前に出る事は出来ない。


これは、ビジネス&大人の世界でも同じ事

人と同じ事をしていれば安心だろうが、人より抜きん出る事はない。

奥ゆかしいのは美徳であるが、出ない杭は人目に触れない。

私自身、そう思って今まで自分のキャラ作りをして来たつもりである。


同じ面接の場面だとして、私なら、我先に
『はいっ!はいっ!はいっ!』
て声を出して手を挙げるだろう。

アホやと思われても、印象に残らず群集に埋もれるより、よっぽどマシ。

そういうのは日本は特に嫌うのだろうし、芸事とサラリーマンの社会は違うのかも知れないけど、これからの社会や企業も普通では生き残れないし、何か特徴や特化したものが必要だと思う。

でも、出る杭は打たれるから気をつけてね。

そんな気付きを貰い、私自身が勉強させてもらったって言うお話でした。

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