とうとう、夏到来ですね。

怖い話に、肝試し……背筋が凍るような事をして少しでも暑さを和らげようと言う訳ですね。

なるほど、そうはいきませんよ。

今日は、「おばけ」「幽霊」……その類についてわかりやすく解説してみたいと思います。

読者の皆さんに質問です。
「幽霊見た事ある」
って人、手を挙げて下さい。
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はい。わかりました。降ろして下さい。

死んじゃった人が魂となって、この世に現れる。
大切な人を亡くした事がある人なら、一度はそう願った事があるかも知れません。

現代の科学では、幽霊がいるのか……いないのか、立証する事は出来ないと言われてます。

何も無い所に磁場が発生したり、目に見えないエネルギーが観測されたり……不思議な事はあるみたいですよ。

でも、幽霊が見える人がいたり、そうじゃない人がいたり……
その違いはなんなのでしょうね？

画像のアニメは、名作「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
略して「あの花」と呼ばれる作品ですが……

作中でも、めんま(ほんま めいこ)が幽霊として現れるんだけど、じんたん(やどみ じんた)にしか見えないんだよね？

小さい頃、一緒に遊んだ仲間たちは大きくなって……何故だか、めんまの姿は見えなくなっちゃうんだ。

まぁ、幽霊だから当然なんだけどね。

結局、「じんたん」は「めんま」の願いを叶えて成仏させてあげる事にするんだけど……

ここで、私は幽霊問題に対して一つ提唱したい事がある。

100歩譲って人間に「霊」や「魂」と言うものがあって、伝えたい事や恨みがあって死後も思念体として活動しているものが幽霊としよう。

「それが見える人」……「見えない人」がいるのも理解出来るものとしよう。
(私は信じませんが)

ただ、作中の「めんま」もそうだが……

服を着ているんだ。

稲川淳二の怪談に出てくる女性も、白いワンピースを着てるし……
おばあちゃんの幽霊は、お気に入りだった赤い着物を着てる。

その服は、お葬式の時に一緒に燃やしたか……タンスの中で大切に遺品としてしまってある。
服に思念体はない無機質なものなので、そうなると同じ服が2着ないと辻褄が合わない。

その間、タンスから白いワンピースや着物が無くなっているなら、説明つくけど……いつも都合のいい服を着ているものだ。

私の持論としては
「幽霊は存在したとしても服は着ていない」
もしくは、三途の川で支給された全員お揃いの白装束っぽい格好をしていないと説明がつかないのだ。

じゃあ下着はどこで用意したんだろうか？
替えはどうする？
汚れないから問題ないのか？
なら、いつもノーパンなのか？

幽霊が見える人10人に同時に着てる服を聞いたら、バラバラの答えが返ってくると思うよ。

だから、私は幽霊は存在しないと思ってる。
存在したとしても、全裸じゃないとおかしい。

これが結論で、論破出来たとご満悦だが
「あの花」には更なる問題点がある。

幼馴染の仲間に、あなる(あんじょう なるこ)って女の子がいるんだけど……

あだ名が「アナル」ってなかなか酷いよね。

「えっ！アナルが好きなの？」

「アナルがいいって言ったから……」

「仲間はずれは良くないよ、アナルも入れてあげて」

ほとんど、下ネタでしかないし……

イケメンが壁ドンしながら
「今日のアナルは、一段と綺麗だよ」

最近、元気がなかった彼女だったけど……
「アナルが笑ってる……」

家に遊びに来た友達に
「お母さん、アナルにも挨拶して」

想像してみて……
お母さんが「どうも初めまして」ってお尻に挨拶するんだよ？

「もーっ！お母さん何処に挨拶してんのっ」
って……

こんな会話の全てが可笑しくなるんだから
あだ名はもっとマシなのをつけてあげるべきだ。

それこそ、恨んで幽霊になるなら彼女の方だと思うのはアナルだけに、あながち間違いでは無いだろう。