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ずっと変わらないもの

卒園した幼稚園に、ご縁があって年に1,2回行かせていただいている。

「耐寒かけあし 」という行事に参加させていただき、今年で3回目となった。

ここ「しぜんのくに」は、でこぼこのまま当時からほとんど変わっていない。(しぜんのくにとは、園内の事をそう呼んでいる)

耐寒かけあしとは、時間内をぐるぐると、走り続けるマラソン週間の集大成みたいなものだ。コースは、でこぼこ道、階段、急カーブ、小さな橋、木のトンネル、土道、芝生、コンクリートという、バラエティにとんだコース。

しぜんのくにで過ごしている園児たちは、とても強い。木の根っこにつまづいても、すぐ立ち上がり走り出す。まるで何事もなかったかのように。
こけ方がうまいのか、みんな走ってるから止まりたくないのか、特別なことでなくその子にとってこけることは、普通なのか。毎回、園児を見ていてびっくりしてしまう。

記憶が良い方ではなく、なかなか幼稚園の事を思い出せないけれど、一緒に園児と走っていると、断片的に蘇ってくる。
木のトンネル、タカタカ山という土の山、ザリガニ、メダカがいる池、当時からいらっしゃる先生方も変わらない。
こんなに大人になっても変わらないって素敵だ。幼稚園がその素晴らしい環境を守ってくださってるんだなと、暖かい気持ちになった。

自分が育った場所、育てていただいた場所に、今も関われることが、心から嬉しく、心から楽しい。子どもには、想像を超えるパワーがあり、本当に帰る頃には元気100倍もっていた気がした。

#変わらないこと #幼稚園 #変わらない先生たち #懐かしい風景 #強い子どもの秘訣 #大人になったものだ


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。共感していただいだり、楽しんでいただけましたら、とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m