変わること変わらないこと
高校の陸上部で新年会をした。
一緒に数々の楽しい思い出と、その3倍くらいほろ苦い思い出を共有してきたメンバー。
今はそれぞれの道に進んでいて、でも自分の中ではまだみんなは高校生の走っていた時の印象の方が強くて、不思議な感じになる。
みんなのショートカットに黒い髪で、ジャージを着た姿の方が今でもすぐ思い浮かぶ。
もうその面影はなく、ロングヘアーで自由にヘアスタイルを楽しんでいて、冬らしいアクセサリーを身につけていたり、お母さんになっているメンバーも多く、会話の内容は子どもの話になったりもする。
(高校の時の髪型の決まりはなかったが、長いと邪魔なので、自然と短くなっていった)
しみじみ、みんな大人になったんだなと思う。
だけど、みんなの本質的なところは変わってなくて、真面目な先輩は今も物事に対してまっすぐすぎるくらい、まっすぐ。
ある同級生は、先生への受け答えが当時のそのままだったり。
変わっていく部分と、変わらないところ。
変わらないところがあるから、安心するし、当時を思い出して、懐かしい。
とっても楽しい一日を過ごせて、メンバーに感謝だ。
いろりを囲んでみんなでわいわいでき、雰囲気の素敵なところだった。
高校生の思い出は、苦い思い出も多々あるが、今もこうして集まれて、このメンバーに出会えてよかった!としみじみ感じた。
しかし、私はここまでくるのに、心から楽しむのに少し時間がかかってしまった。なぜなら、高校の時の思い出を引きずる部分もあり、それを払拭するのに時間がかかってしまった。
今回の新年会は、心からやっと払拭できたなと感じた。
高校生とは違う、大人になったんだと思った。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。共感していただいだり、楽しんでいただけましたら、とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m