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"灯台下暗し"

昨年、世界青年の船に参加して思ったことがある。  

価値観の違う人、考え方が違う人、バックグラウンドが違う人、自分と違う人、と話すことは面白い、新たな発見をくれる、驚きをくれる、また時に自分を見つめ直すきっかけをくれる。たくさんの刺激をくれた、プログラムだった。  

それから、一年以上たった。
この一年、不思議と世界青年の船で、夜遅くまで色んな国の参加者たちと話した時の光景と、似たような状況が数回あった。  

一つは、IAAF のレベル1講習という、陸上競技の講習だ。さまざまな専門種目の選手たちが集まる10日ほどに渡り行われる講習会だ。中にはオリンピアンや、日本代表経験のある選手も一緒に講習を受けた。
講習中のディスカッションでも、たくさんの発見があり、とても面白かった。しかし、一番印象にあるのは、プログラム以外の時間で、食事の時などにみんなで雑談したことだった。雑談なので、当然テーマも何もない。しかし、その時の話は大変興味深く、印象に残っている。

もう一つは、なんと家族旅行だ。  

両親の還暦祝いに、家族で温泉旅行に行った。
なんと、中学生以来だった。社会人になって、家族が全員揃うことはめっきり減ってしまっていた。
旅行中は、普段家にいるのとはまた違う雰囲気になった。
移動時間や、食事の時間に話す時間もたくさんあった。
ある夜、それぞれの仕事の話をしていて、ふと気づいた。
この感じ、世界青年の船と似てるなぁ…  

世界青年の船で、違う国で育った人と話したことは、とても刺激的で、もうこんな刺激、発見は日常ではもらえないと思っていた。  

しかし、この一年それに近いものを感じられた。
自分でも驚いたのが、家族旅行中に、家族とじっくり話してみて、父が何を考えて仕事してきたのか、弟が今将来に対し、どんな気持ちで仕事してるのか…何も知らなかった事に気づいた。
また、私に対しても家族ならではの視点から話してくれて、新しい気づきがあった。

"灯台下暗し"  

近い存在だからこそ、当たり前に近くにいる存在だからそこ、改めて話すと発見があると思った。そんな事を思ったら、日常生活の中にも刺激はたくさんひそんでいるな!と思えた。  

もともと雑談、お喋りが好きなのだが、そんな事を思っていたら、最近はますます、人と話すのが楽しい。色んな気づき、発見が面白い。

灯台下暗しといえば、今、井原デニムに夢中になっている。岡山・井原はデニム発祥の地である。
以前、井原から車で30分ほどの所に住んでいたのに、その時は知らなかった。  

これも、灯台下暗しだったのか…と思いながらこの話は、終わりにしようと思う。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。共感していただいだり、楽しんでいただけましたら、とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m