12月に入ると毎年、頭の片隅に常に存在するのが、年賀状……

「あ〜、早くやらないと…」と、ふとした時によぎる。

年賀状なんて書かなくても、メールでもLINEでも新年の挨拶はできるし…って、思う自分もいるが、やっぱり今年も書いていた。

小学校の時から書く習慣があり、そのまま毎年続けてきたという感じで、今に至る。

今年、準備に取りかかりながら、ふと思ったことがある。

ハガキに住所を書きながら、1枚にかかる時間のほんの数分間だが、その人との顔を思い浮かべ、エピソードなどを思い出す。

特に遠くに住んでいる方、なかなか会えない同級生や友達、先輩、年賀状だけのやり取りだけど、年賀状では繋がっていて、こうしてその方のことを思う。
年賀状って、自分にとってこういう意味があったんだなぁと改めて感じる。年賀状を書きながら、繋がりを感じたり、懐かしい気持ちになる。
毎年、11月くらいになると今年はもう、やめようかなと一瞬だけ思う。
しかし、年賀状はやめられないなと思うのは、この繋がりを感じたり、エピソードを思い出しながら書く時間が、好きだし、自分にとっては大切なんだと思う。

また、今年も書きながら…久しぶりにこんなに文字を書いたなぁと思う。裏返すと、文字を書く機会が減っているということで、自分に危機感も感じる。

最後に、年賀状は書き終わるととってもスッキリする。これで、新年を迎えられる！という気持ちになる！！

新年の挨拶も時代とともに変わっていくかもしれないけど、年賀状を書くことは、私にとって必要な時間で、毎年この時間を確保していきたいなと思った。

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