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休み休み行こう


 ちょっと、最近、張り切り過ぎた。パートも一区切りのタイミング。ようやく、身体がオフモードになったみたい。ちゃんと、ぼんやりできるようになった。

 今日は、亡くなった祖母の誕生日だ。お墓参りに行く。うちから歩いて3分ほど。こんなに近いから、わりとお参りには行く。

 青空が広がる。風が強い。

 祖母が生きていたら…1914年生まれだから、110才。祖母は、100まで生きたいと言っていたなぁ。享年93才。生まれたのも亡くなったのも、春のお彼岸だった。

 お墓で、まずはお地蔵さまに、お水を差し上げて、お参りする。それから、祖父母のお墓に。花は、すでに母が生けてくれている。花に水をあげ、湯呑みの水を変えた。「おぶうちゃん(お水)、ありがとねぇ」そういう笑顔の祖母が浮かぶ。「おばあちゃん、お誕生日おめでとさん」手を合わせて、わたしは心の中で言う。

 帰り道、ぶらぶらと歩く。たんぽぽが咲いていた。つくしもたくさん出てきている。

 うちに着いた。庭のさくらんぼの木が満開だ。強い風が吹く中を、モンシロチョウが飛ぶ。久しぶりにチョウチョを見たな。父が育てているキンセンカも、大きな花を咲かせている。庭の花々、いつも見ているはずだったけど、ちゃんと見えていなかった。

 春が来ていた。

 書きたいことが山ほどあって、忘れないうちにって、焦っていたみたいだ。やりたいことも、やらなくちゃならないこともある。忙しさで、自分らしさを損なうところだった。感じる力が弱くなると、わたしは不安が強くなるみたい。いろいろなこと、これからどうやっていくか、また考えるタイミングなんだろうな。

 今回は、それでも早く気がついた方だ。
 休み休み行こう。


つくしたち
ナズナ
たんぽぽ
ノースポールとホトケノザ
キンセンカ
さくらんぼの花



noteものんびりにしますね。
よろしくお願いします。


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