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ガンタンク(中古)を手に入れたぞ

今月から来月にかけて、待望の旧キットが再販されるそうですね。

僕もこのぐらいのタイミングで華やかな入手報告をしたかったのですが、再販の情報を知った時点で既に多くのサイトで予約が埋まっており、残念ながら新品の入手は難しそうです。

ここは堂々と負けを認めることにします。正直なところかなり悔しいです。次の再販はいつになるのか…
年々、旧キット再販のスパンは長くなりつつあるというのをどこかで聞いたことがあるので、心配しつつ、待ち遠しさも噛み締めつつ。。。

(ワンチャン店舗在庫分に期待するか…)という考えが脳裏をよぎりましたが、もはや負けいくさに用なし。
というか、家電量販店は家から結構遠いなどの事情もあって、店頭に買いに行く気力もあまり湧かないというのが本音です。


そんな中、昨日は束の間の休日だったので、近所の中古店に足を運びました。

掘り出し物目当てでたまに訪れるのですが、今回もなかなかのお宝を持ち帰りました。

題名にもある通り、旧キットの1/144ガンタンクです。
こいつを作って、再販を手に入れられずもんもんとした気を紛らわそうという作戦です。


キット紹介

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箱はかなりデカめで、最初見た時には1/100スケールのガンタンクかと思いました。(そんなものありません)



驚くべきはここから。

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鋭い方は既にお気づきかもしれませんが、バンダイのロゴが古いタイプ(手をバンザイした人の形)になっています。

調べてみると、バンダイのロゴが、今のものに変わったのは1983年で、
このガンタンクが発売されたのは1981年5月ということなので、わずか2年という短い期間の中で生産されたかなり貴重なものだといえます。
これにはびっくり!


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手元にあった1/144グフの箱側面と並べてみるとこんな感じで、グフちゃんの方は我々が馴染み深いバンダイのロゴになっています。

箱の方ですが、内箱外箱ともに経年による黄ばみが激しく、箱の中からは独特な匂いがしました。五感(?)で楽しめる旧キットにワクワクが止まりませんが、匂いの正体は不明です。


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箱の中身を全部並べるとこんな感じ。

実は、組み立て説明書がありません

前の持ち主が捨ててしまったのかは分かりませんが、
昼ごはんを食べ終わり、さあ作るぞ!と思ったタイミングで説明書がないことに気づいた僕は、一瞬ですが焦りました。

この辺は中古品あるあるですよね、一部足りないものがあることは。

ネットに落ちている、良質な説明書のデータはないかとあれこれ探していると、ユリアン氏のこちらの記事で、ホビーサーチが組み立て説明書を公開していることを教えてもらったので、早速ホビーサーチのページに飛んでいき、検索バナーに「ガンタンク」と打ち込んで、無事に組み立て説明書を手に入れることができました。

本当にありがとうございます。
内容にも共感したので、リンクを載せておきます。


ガンタンクの説明書(ホビーサーチ)はこちらから





キットの方に話を戻しますが、こんな珍しいものもついてきました。(↓)

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なんと、チューブ状のプラモ用接着剤(セメダイン製)。未開封です。

発売当時のガンプラは、小さな接着剤が付属しているという噂を聞いたことがあるものの、実際にお目にかかることができたのは今回が初。
もうこの時点で大興奮です。

ですが、生産からすでに40年近く経っており、中の状態が色々ヤバかったらまずいので、ここは冷静に溶剤系のプラモ用接着剤(タミヤセメントなど)を使って接着しようと思います。

(しかしこれはお宝だ。接着剤は開けずにコレクションしておこうっと)


ランナーの方はパーツの不足もなく、ゴム製の履帯も経年劣化の様子は見受けられないため、問題なく組めそうです。やったー!



組み立て完了

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昨日の午後の時間を使って、チャチャっと組み立てました。
接着は流し込み接着剤で仮止めしています。

非常にいいですね。哀愁漂う独特のシルエットが、見る人の心を掴んで離しません。

ゴム製の履帯のおかげで、「戦車」としての説得性がより強調されていると思います。

ガンダムやザクなどの人型のモビルスーツとは違って、かなりがっしりしたフォルムにまとまっています。



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後ろからも。

ハメ合わせはそこまで悪くはありません。ただ、この頃は金型技術の関係で、ところどころに大きなヒケ(成形時の熱収縮による窪み)がありました。ヒケというよりも、ぽっかりへこんだ穴に近い感じです。


さいごに

説明書はないものの、それ以外はほぼ完璧な状態だった当時モノのガンタンク。

定価は600円(税抜)ですが、今回は990円(税込)で手に入れることができました。

個人的にはギリ我慢できる価格ですが、当時モノにしては全然安い方だと思います。(4桁台に乗っていたら、多分予算の都合で買わなかったと思います)
説明書があれば、もっと価値が上がっていたかな?とも思ったり。


ちなみに、中古店でもう一つ買ったものがあります。

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じゃじゃーん!ザクヘッド!

 1回500円のガチャガチャのやつです。

シン・マツナガさんのザクで、なぜかツノだけないのですが、 200円(税込)で購入しました。

ツノだけがないとはいえ、かなりお安いです。

ツノがなくとも、「量産型ザク」と割り切って改造に漕ぎ出せば、全然楽しめると思います。




…といったところで、今日は中古店で買ったものの紹介でした。

それではこの辺で失礼します。

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