その場所が「あなた」になるように
今の仕事に行き詰まりを感じて、何かしらの突破口が欲しいと思っていた。
自分の限界を痛感したり、周りからの声を聴いたり、どんどん視野も考えも狭くなっていくような感覚になっている。
そういうのを感じ取って、今月は出来るだけ知らない場所に行くことを繰り返している。
そんなときに知り合った人のもとへ、家から2時間くらいかけて会いに行った。
次第に相談事みたいになっていったのだけど、その人の言葉は胸にスーッと入り込んできて、頭の中で想像が膨らんでいくような瞬間がいくつもあった。
残った言葉は沢山あったけど、一番はこの言葉だった。
『〇〇のような場所にしたい』とか
『▲▲みたいなことをやりたい』ではなくて
「この場所って(あなた)だよね」って言われるようにすることですよ。
何だか全部の答えが出たような気持ちだ。
居心地の良さも、使い勝手の良さも、そこに流れる空気感や雰囲気も、全て"そこ“にいる人たちによって創られている。
そうしたら、何が欲しいか、どうしたいか、自分でよくわかる。
そうか、と何度も何度も帰り道で、その言葉を反芻していた。
まだ私になっていない場所を、私にしていく。
そんな風に考えるとワクワクする。
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