ヒラヨウ氏と部活①

・あ、部活の話なんてタグあるんだ。よし、これにしよう。なぜなら話題がないから。それだけ。

・ヒラヨウ氏がイギリスのセカンダリーに在籍していた時の話。当時はやっぱり英国の中で1人日本人って言うのが少し寂しかったのを覚えている。

・ただ、まぁ友人もそれなりに居たには居た。ジョールって呼んでたんだケド、彼はヒラヨウ氏の1番の親友だった。

・で、皆知ってるかは分からないんだケド、イギリスとか米国、まぁ、日本以外の国って決まった部活動ってあんまりないんだよね。ただ、その時々で好きな活動をやるってのがあっちのスタイルなんだけども。ヒラヨウ氏とジョールは一緒にフードファイトクラブに入ってたんだ。知ってる?フードファイト。

・フードファイトっていうのは、知っての通り時間内にどれだけの食べ物を食べられるかを競う競技。そう、皆が知ってるそのフードファイト。これをヒラヨウ氏とジョールは殆ど二人だけでやっていた。

・で、その活動っていうのが普段はひたすら水を飲んで胃を広げる練習をして、数ヶ月に1度開かれるフードファイトの大会に出場するって方針。その上で、最終目標は日本のTVチャンピオン主催の大食い選手権で優勝しようって誓いあって始めたんだ。
 っていうのも、ジョールが日本好きでね。ヒラヨウ氏の生まれた国に行ってみたいってのもあったのかもしれないケド(笑)

・結論から言うと世界の壁はやっぱり高かった。当時、セカンダリーだった我々じゃまったく歯が立たなかった。特に、厳しかった大会はフィッシュ・アンド・チップス大会だね。こっちの薄い衣じゃなくて、あっちの衣は分厚いし、ポテトもかなり厚切りだったから……。日本の英国料理店で出るフィッシュ・アンド・チップスならもうちょっと食べられたかもね。

・で、まぁ、結果は出なかったんだケド、2人でそれなりに楽しく活動していた矢先、この活動は終わることになっちゃうんだよ。度重なる酷使で、ジョールの胃が荒れに荒れちゃってね。もう、まだセカンダリーなのに5,60代のオッチャンのそれと同等になっちゃったんだよね。医者からは「これ以上フードファイトを続けると、一生点滴生活になる」って云われて、2人でワンワン泣いたなぁ……。それからは、フードファイトからは足を洗って、2人でバスケやサッカーなんて健康的な活動にシフトしたんだ。あれはあれで楽しかったな。

 

 

 

 

 

・まぁ、ここまでの話ぜ~~~~んぶ嘘なんですけどね。

・ヒラヨウ氏、日本から出たこともないし。フードファイトなんかしたこともないし。っていうか、ジョールって誰よ。胃が5,60代の荒れ方するセカンダリー(小学校高学年から高校くらい)エピソードとか無い話すぎる。

・無い話を真剣に書いてる時が1番楽しいな。

・本当の部活動の話はまた次回。書く気があれば。

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