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いちごの仕事の本質とは

学生さんの前で授業をする機会がある
小学生に農業高校の生徒に

いちご農家なので
いちごの仕事をする
🍓お世話、収穫、水やりなど


みなさんに届けておいしいって
喜んでくれるのが嬉しい

と伝えると
わかりやすい

プロのいちご屋さんの本来の仕事は
おいしい🍓をたくさん作る事なのかも

作物とにらめっこして
必要な時に水をあげて
作物と対話して
必要な時に肥料をあげて

同じいちごでも、品種が同じで、作っている地域や場所が同じでも
作り方や、管理の方法で、味や品質、量に至るまで全く違う
たくさんとれる農家さんもいれば、そうでない方も


さて、僕の仕事はなんだ
脱サラして自分で立ち上げてきた
最近は雇用したりハウスつくったり

「場づくり」
最近は場をつくるんとかほざいてるけど

僕の仕事の本質は

赤いメガネに赤い靴

いちごの格好してふらふら出歩く事

僕はいちごづくりとか得意でないし
知識も乏しい
なによりハウスに24時間へばりついて
いちごとにらめっこできない

作物との会話どころか
人間との会話も苦手

だから社会でうまくいかなかったんだけど
できないものはしかたない

こんな格好して地元にいるからなぁ、まぁ変だろな
新幹線のったり時には海外いったり
色んな所で色んな人に出会う

やや引きこもりがちな時もあったりするが、、、
もう少しうまくやれたらいいが不器用なので

地元に戻って、自分でいちご園を立ち上げ
まだ若いおっちゃんなので
体験談を学校で講演とかお願いされる時

「夢や目標を持つ事で人は必ず良くなれる」

で講義する

僕の場合、本当にやりたい事なんだと
旅したり、理念つくったり、会社員もやったり、痛い目にあって
長年かけて見つけたのが、しょせんは、いちご農家だが

本当に自分のやりたい事をみつけられ

学生時代どころか社会に出てもうまくいかなかった自分が
本当に良い人生になったと思う

現実は厳しすぎだが
それも、目指すものがあるから頑張れるかな

今日で夏休みが終わり明日から学校
あの頃の自分とくらべたら
今は幾分マシになったかな
体も元気でありがたい

さて、理想や思いはあるけど
現実は、自然は厳しく暑くていやだし、
作業は毎日淡々で追われるし
月初の用意に、今月いちご植えの人のお願いに、支払いに、、、
明日もいちご畑にいかねば

その積み重ねの先に、
夢が叶うと信じて

#私の仕事