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日本語を勉強しているオーストラリア人

最近は日本語を勉強しているオージー (オーストラリア人のこと)が意外にも多いことに気がつきました。

特にクイーンズランド州 (タウンズビルやケアンズなど)では日本語を勉強している中高生は増えています。ある高校の先生から聞いたところ日本語とイタリア語が外国語として人気があるそうです。

そのためケアンズ やタウンズビルの高校の修学旅行で旅先を日本にしているところも数多く見られます。

ケアンズは毎年多くの日本人が訪れるため何となくイメージはつきましたが、タウンズビルに関してはこのことは正直意外でした。タウンズビルは日本の観光ブックにほとんど触れられることのない街です。

そのためもちろんタウンズビルは日本人からの認知度は低く、タウンズビルに住んでいる日本人の数も少ないです。

それにも関わらずタウンズビルでは、小中高生のオージー向けの日本語のスピーチコンテスト (毎年7月下旬)が催されています。

これは学校で日本語を勉強している生徒が公共の場で何かのトピックを日本語でプレゼンするイベントです。基本的に小学生ならその中でレベル分けがされ、そのグループごとにプレゼンする形です。中学生や高校生も同様です。

実際に僕が去年見に行った時は生徒の数の多さに驚きました。 (正確な数は分かりませんが、、)

ただある一つの点において日本と同じようなことで難しさを感じている人も多いように思えました。

それはせっかく日本語を勉強したけれど、なかなか実践的に日本語を使うチャンスが少ないことです。これは日本で英語を学んだけれど、話す機会があまり持てないということに近いのではないでしょうか。

そのためシンプルに日本とオーストラリアの間でより交流が活発になればお互い良い勉強になるのではないかと思います。ただこれはスケールが大きいため、簡単なことではないですけどね。



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