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『春すぎて・・・』毛筆書+デジタル背景

毛筆で書を書く
+
デジタルで背景を描く

春過ぎて夏きたるらし白妙の
衣ほしたり天の香具山
持統天皇
(万葉集 巻一 第28番歌)

この歌は
万葉集と百人一首に載っていますが
藤原定家が改作したので
万葉集では
「夏きたるらし」と「衣ほしたり」が
百人一首では
「夏きにけらし」と「衣ほすてふ」に
なっています。

万葉集では
「衣が干してあるから、夏が来たらしい」
百人一首では
「衣を干す頃だという夏が、来たらしい」

微妙に意味あいが違います
(だいたいそんな感じ)

万葉と平安鎌倉
時代の変化や好みで変わる歌
私は原歌の  万葉集の方が好きです

2023/05/22いただきました
ありがとうございます

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