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取り組んでいた事業を断念しました

自己紹介

こんにちは。高知大学の鈴木と申します。出身は静岡県の浜松市で、大学から高知に住まうようになりました。

事業断念のご報告

この度、大学2年から事業化に向けて取り組んでいた大学生向けのカーシェアリング事業を断念することになりました。

実際は今年の5月くらいから決意し、何人かの方々にはご報告させていただいておりました。

なかなかお会いすることができない方々には私の口からお伝えすることができず、ご心配をおかけしたかと思います。

ブログという形でのご報告となり申し訳ございません。

事業を断念した理由

さて、なぜ事業を辞めるに至ったのかということを改めてご説明させていただきます。

結論から言うと、事業断念の一番大きな要因はメンタルが持たなかったことです。

事業に取り組んだ理由

そもそも僕が事業を立ち上げようと思ったのは、「大学生の生活を豊かにしたい」だとか「もっと多くの高知大生が高知に残ってほしい」ということではなく、「自分を成長させるため」でした(ここに関してはまた後日お話しできればと思います)。

もちろん大学生の生活を充実させることも、高知県内に残る人を増やすということも、想いとして無かったわけではありません。

しかし、それらは本質的な想いではなく、あくまで表層的なもの。

本質は「自分を成長させたい」という成長欲求です。

でもこれだけ見たら「別にいいことなんじゃないの?」と思う人もいるかと思います。

ですが、僕の成長欲求にはさらに奥に「人から評価されたい」という想いが潜んでいました。

それは、僕にとってとても重要で、そしてとても厄介な動機です。

承認欲求の何が厄介なのか。もちろん、うまく働けば自分も他者にも良い影響を及ぼします。

しかし僕の場合は、それは事業の目指す方向を歪めてしまう要因になりました。

事業の動機が「承認欲求」だと厄介な理由

まず、事業をする動機を「人から評価されること」とすると、人の目を気にするようになります。

人からの承認を得るために、また他人からの期待に応えるために、一生懸命事業化に向けて走っていきます。

でも、事業なんてものはうまくいくことよりも、うまくいかないことの方が多いです。僕も事業を進める上で思うようにいかないことが数多くありました。

他者からの評価軸で事業をしていた僕は、事業がうまくいかない、前に進まないときに「人の顔色を伺う」ようになりました。

自分のために時間やネットワークといったリソースを割いてくれた方々の厚意を無下にできないというプレッシャーと、

自分に対してがっかりされたり、「こんなもんか」と思われるんじゃないかというマイナス評価の怖さに、僕の自己肯定感はどんどん落ちていきました。

他人からのプレッシャーやマイナス評価を覆そうと何とか事業化に向けて取り組むも、連日深夜まで作業をしていたり、食事を省いて仕事をしたりと、生活習慣も乱れていき、より精神的な負担が積み重なっていきました。

そして、今年の3月に関わっていたとあるプロジェクトにて、欠陥的なミスをしてしまいました。人によっては大したことはないと言う人もいましたが、僕はその時かなり責任を感じました。


そして、その一件を皮切りにバーッと精神的な苦痛や負担が押し寄せてきて、最終的に何をするにもやる気が出なくなっていました。

「これはいかん」と思った僕はカウンセリングを受けることにしました。カウンセリングを受ける中で先生に色々と事業について話していると、モチベーション低下の根本的な原因はプロジェクトでミスをしたからではなく、事業での精神的な重荷が招いているということがわかりました。

よくよく考えたら、この事業は「人から評価されるためにできた産物」だと言うことに気づき、これを手放さないと次のステージに行けないと思いました。この事業を続けていたら、ずっと承認欲求に縛られ続けるぞと。

そして僕は事業を辞めようと決心しました。

事業を辞めようと決めると、スーッと心が軽くなりました。

人の目を気にする必要がなくなったことにとても安心したし、自分を覆っていた靄が晴れた気持ちになりました。

思い切って事業を辞めたことで、事業だけではなく僕自身の課題や考えの癖、価値観などを客観的に捉えることができるようになりました。

発する言葉と本心とのズレ

事業をする上ではそんな精神的な負担なんて当たり前だ!なんて言いたい人もいるかもしれないです。

まあ確かにそうかもしれないです。いやむしろ仕事では日常茶飯事なのでしょう。

でも僕は全くそういった負担に挑む覚悟がなかったし、何よりも精神的に未熟でした。

だから些細なことがとてつもなく大きな錘となり、のしかかってきました。


それに、やりたいことではないのに、対外的にやりたいことだと偽っていたことが、どうしてもキツかったのです。

プレゼンする時や人に会いにいく時、僕は「こう言えば多分ウケるだろう」と言う邪な気持ちで事業説明をしていました。

自分を大きく見せようと一生懸命で、事業内容がすかすかだということに自分で自分に気付いていたけど、見て見ぬ振りをしていたんだと思います。

そういった言葉と本心とのズレは、ジャブのように、後々精神的に効いてきました。


こういった様々な要因が相まって、僕は事業を断念しました。

「Do」ではなく「Be」を見てくれる人の存在

実は僕が事業を辞めることができたのは、ある同い年の2人のお陰でもあります。

2人はそれぞれ取り組んでいた事業があって、かつ色々なプロジェクトでも一緒になる仲間です。

彼らはいつも僕の「Do」ではなく「Be」を見ていてくれました。

僕のやっていることを評価するのではなく、これからの人生や想いに寄り添って、”僕自身“に必要なことを言ってくれました。

だから彼らは早いうちから、「事業を辞めた方がいい」と助言してくれていました。

当時の僕は意地になって拒否していましたが、

今思うと、そういってくれる人が身近にいたからこそ、思い切って事業を辞める決意ができたのだと思います。

本当に彼らには感謝しています。ありがとう。

事業を通して学んだマインドセット

つらつらと、言い訳がましく事業を辞めた理由を書きましたが、事業をやったことに後悔なんて一切ありません。

もしろ、本当によかったと心から思います。思い切ってアクションを起こした2年半前の自分に本当に感謝しています。

学生は行動してなんぼです。

自分を変えたいと思うなら、今すぐにでも動いた方がいいです。

怖いのは誰でもそう。重い岩を動かすのにも最初が一番力が必要です。

でも一度動くと、あとは比較的簡単に押し進めるようになります。

(ここも後日お話しようかと思います)。

またアクションすることによる恩恵は、ここ最近になってより強く感じています。

今はとある企業でインターンしていますが、2年半前に挫折をした時から、今社会に出て働いているのとで、当時できなかったことが今できていたりして、働くのがとても楽しく感じられます(ここもまたの機会にお話します)。


地方大学生の僕が、事業に取り組んで学んだ教訓は

①事業の入り口は心から救いたい人や解決したい課題から入ること。

これは人によります。段階的に考えて、最初に承認欲求から入るのは全然いいことだと思います。

が、どうやら僕は承認欲求によってアクションすると後々しんどくなるようですので、教訓として挙げました。

②「Do」ではなく「Be」を見てくれる人を近くにおく

これは誰に対しても言えることかと思います。

常にやっていることや肩書きしか評価されない環境にいると、精神的にすり減っていきます。

地方学生だと、起業したり事業をしたりする人が珍しいので、同じ目線からそういった人を見守ってくれる人は少ないです。

ここは割と課題意識を感じています。

③まずは行動あるのみ

これは本当に僕にとって大切な教訓です。

僕の恩師にもよく言われますが、そもそもまだ経験のないことを頭の中だけでシミュレーションしたり考えていたって仕方がなく、やってみて自分にとって合っているのかや意味のあるのかを考えればいいわけです。特に学生は。

今でも何かを始める前に足がすくむことがありますが、その時はこう思うようにしています。

(事業化を進める上でのテクニカルな部分の教訓もありますが、今回はマインドセットのみで)。

これからに向けて

これから就職するのか、起業するのかはまだわかりません。

実際今も自分の心に問いかけながらインターンシップをしていますし、また新しいチャレンジをしようかなとも思っています。

なおさないといけない課題もまだまだ山積してます。

でもそれよりもやりたいことの方が山積みだったりします。なので今回の教訓を元に「等身大な自分」で色々なことにチャレンジしていこうかと思います!

みなさま、引き続きわたくし鈴木をよろしくお願いします!
















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ひろふみ

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