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松下幸之助

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「法と経営学」の観点から、松下幸之助の金言を読み解きます!
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2019年6月の記事一覧

松下幸之助と『経営の技法』#136

6/30 経営意識を働かせる ~仕事の上に必ず経営意識を働かせること。いかなる仕事も一つの経…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#135

6/29 勝ち方 ~勝負では、勝ち方、負け方が問題となる。いかに正しい方法で成果を上げるか。…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#134

6/28 経営者は経世家たれ ~先見性をもち、社員に希望と理想を訴え、実現していくことが、経…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#133

6/27 需要見込みと供給の義務 ~今年の消費は全体でいくらか。自分はいくら供給する義務があ…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#132

6/26 客の後ろ姿に手を合わす心がけ ~親切で、うまくて、早くて、客を大事にする店に、人は…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#131

6/25 発意と実行と反省と ~朝に発意、昼は実行、夕べに反省。こういう日々をくり返したい。…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#130

6/24 有害な競争 ~資本の力のみに頼る、競争のための競争が、社会にプラスを与えない反社会的行動である。~  競争は、資本の力ではなく、事業そのものによる競争であるべきだ。同じ種類の商品の競争は、その質と値段においてなされるのだが、コスト安が下心のある赤字、出血サービスでなく、工夫発明によってもたらされたものだとすれば、これは広く社会にとって一つの進歩だともいえる。カゴが汽車になり、汽車が飛行機になったのと同じことで、社会に益するところ大といわざるをえない。  しかし単

松下幸之助と『経営の技法』#129

6/23 言うべきを言う ~私的な人情でなすべきことを怠ることなく、信念をもって言うべきを言…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#128

6/22 商品はお金と同じ ~商品は金を生むもとになるという思いで、その管理にいつも細かい心…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#127

6/21 寝ても覚めても ~お得意先と仕入先が絶えず気になるか。身を入れた商売ができているか…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#126

6/20 金は潤滑油 ~金は潤滑油であり、人間生活の向上という仕事の目的を実現するための道具…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#125

6/19 立ち話の会議 ~テンポの速い現代では、会議でも座らず立ち話で即決するほどの心がまえ…

芦原一郎
4年前
7

松下幸之助と『経営の技法』#124

6/18 道義と金儲け ~社会によりよき道義を保つ上でも、自分を養うだけの金儲けが必要になる…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#123

6/17 純粋な感激 ~魂を製品に込める。その生産の労苦を認めてもらうところに、純粋な感激がある。~  一般にわが社では、苦労して作った商品を大切にしないように見受けられるが、自分たちの手掛けたものが世上でどのように扱われているか、強い関心をもたねばならないと思う。私が昔、直接生産に従事していた時、新しい品物を代理店へ持参して見せると、「松下さん、これは苦心された品ですね」と言われたことがある。こう言われた時、自分は無料で進呈したいと思ったほど嬉しかった。  これは高く売