上映中の映画「アラジン」を見た。ミュージカル映画とかディズニー映画は自分から見るジャンルのものではないので、誘われなかったら行かなかったと思う。だからそんなに期待はしていなかった、けど、見てみたら、もう、めちゃくちゃ良かった。見終わった昨日の夜からずっとサントラ聴いてる。とにかくよかった。映像は綺麗だし、アラジンとジャスミンは美男美女だし、ウィル・スミスの実写ジーニーはどうなのかと思ってたけど最高にハマり役だった。あのジーニーと私も友達になりたいよ。

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大人になった今、ディズニーが刺さる

ディズニーって子どもたちのものだと思ってたし今も少し思ってる。誘われない限りランドにもシーにも行かない(もちろん行ったら楽しい)。夢と希望にあふれた魔法の国だよね～、と、ちょっと遠巻きに見てる感がある。

私はアニメのアラジンを見たこともなく、ストーリーも特に知らなかった。今回初めて知ったことはジャスミンがとても強くて聡明な女性だということ。国と民のことを誰よりも想い、次の国王になって国を守りたいと言うジャスミン。すごく逞しくてかっこよかった。でも物語の中では女性だからと道を阻まれそうになったり、敵の陰謀に大切な人々を奪われそうになったり。泣くのを堪え、目に涙を溜めながら、ありたい姿を自分の口で語るプリンセスに心を打たれた。もう絶対ジャスミンが次期国王でしょ。良い国になる未来しか見えないじゃん、と思いながらうるっと来ていた私。

アラジンはアラジンで、本当の自分と闘っていた。王子に変身してそのまま嘘をつき通そうとするアラジンに、ジーニーが「愛する人に嘘をついていいのか？」みたいなことを言ってた。誰しもこうなりたいっていうのがあって、でも届かないことが多いから何とかして理想と現実のギャップを埋めようと頑張ってる。現実世界でランプは無さそうだから自分の力でなんとかするしかないみたいだ。

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本当に大切なことって？　まあそんなこと、場面によって答えは違うし正解もないんだけど、ディズニーってその問いを忘れないように思い出させてくれる。やっぱり流行るものにはそれなりの理由があるんだなと思った夜でした。ぜひ見てください。