棚橋弘至選手のブログを読んで、「対世間」について考えた

この棚橋さんの文を読んで、感じたこと。

棚橋さんのブログ

プロレスファンは、確かに対世間で受け身を取っていること多し!
僕は結構、対世間でプロレスの話になるとイヤな思いもしてるから、意味のない流血戦とか、世間に説明がつかない試合には腹が立つんだよな〜。
うちのコドモがプロレスを余り見なくなった大きな理由は、友達に熱く語ったときにマイノリティー体験をしたこと。
親世代も、大きく分けて、
①プロレスは乱暴なショーで、そんなもの見ない
②昔のプロレスは面白かった
という大偏見と小偏見が多く、今のプロレスの魅力を伝えるのは大変なのです。
棚橋弘至選手はマイノリティーからの脱却に真剣に取り組んでいる所が革命的だと思います。
この革命を象徴するキーワードは、現在は我闘雲舞の代表であるさくらえみさんが我闘姑娘の時に作った「プロレスでハッピー」ではないかと思っています。
「プロレスでハッピー」はアイスリボンにも引き継がれていますし、インフレーション的な人気のDDTの「プロレスをみて幸せになろう」も同様なコンセプトです。
これは、作り手本位だったプロレスが、顧客志向に目覚めた象徴だと思っています。
一時苦戦していた新日本が大人気団体にカムバックしたのも、顧客志向に目覚めたからじゃないかな?
このカウンターとして、世間が眉をひそめるプロレスを行うのも否定しませんが、全体のパイを広げる意味では、この構図を意識した方がいいのかなーと思います。
プロレスは、まだまだ世間には届き切っていません。だから、注意深くある必要があるでしょう。
地道な戦いですが、プロレス界全体として「対世間」を意識した輪が広がるといいな!
#プロレス
#njpw
#ガトム
#iceribbon
#ddtpro

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