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【関連グッズ】
● フリーイラスト『汎用戦闘員』
　仕様：600 × 800／JPEG
　価格：5000円

※フリーイラスト版は同一キャラクターの差異版になり、私用イラスト版とは異なります。
私用イラスト版は二次使用厳禁ですので誤解無きように御願いします。
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名前：汎用戦闘員
変身者：不明。
そもそも〈人間〉なのか〈アンドロイド〉なのかも判らない存在であり、固有の人間形態は所有しない。
ただし暗躍目的として備わった〈立体映像変装〉により１時間程度は何者にでも化ける事が可能。
属性：イーヴィルマンパワー
登場作品：特に専属作品は無し。
ただし〈変身ヒーロー〉在るところには、作品次元の垣根を越えて現れる可能性が高い。

性格：
悪の作戦を従事遂行するためだけに出現する謎の集団。
基本的には｢ヒーッ！｣としか発声しないものの、作戦報告などの局面では流暢に理知的な会話をする。

武器：
●頭数による物量押し
●身体能力は常人の約三倍と言われているが真偽不明
●暗躍目的として備わった〈立体映像変装〉により１時間程度は何者にでも化ける事が可能

特徴：
素性不明の戦闘員軍団。
諸々の仮説としては『壊滅した秘密結社が作り出していた改造人間の残党』とも『犯罪助長に邪悪企業からレンタルされたアンドロイド』とも『人間の〝心の闇〟が過剰侵食して変身させた姿』とも『根本から別次元の怪人』とも云われ、到底真偽は定められない。
ひとつだけ明確なのは〈戦闘員〉を持たない〈怪人〉の先兵となるべく現れ（或いは呼び出され）従順に働くという使役性質のみである。
作戦暗躍の労働力として従事するのはもちろん、相手を選ばず〈スーパーヒーロー〉へ攻撃を仕掛ける捨て駒扱いにも躊躇ちゅうちょは無い。
尚〈専属戦闘員〉が配備されている〈悪の組織〉や〈怪人〉には加担しないようで、そうした場合は出現しない。

解説：
スタンダードな〈戦闘員〉です……が、特定の所属作品は設けていません。
これまでも〈悪夢の使徒エンデクス〉〈金翼きんよくの堕天使だてんしリヴェンジェル〉〈亡郷ぼうきょうの生殖戦士せいしょくせんしマラーマ〉〈バナナ懐人かいじん〉……と〝特定の専属作品が無い怪人／作品の垣根に縛られないフリーダムなヴィラン〟を作成してきましたが、いずれも〈単体怪人〉でした。
そこで｢そのコンセプトの〈戦闘員〉がいてもいいんじゃないか？｣と作成した経緯にあります。
オムニバス対決スタイルが主流の海外ヒーロー文化ならともかく、日本のヒーロー文化ではやはり〈戦闘員〉というのは欠かせないファクターです。
彼等がズラッと群がれば、とりあえず〈敵〉としての絵面体裁は整いますから、ある意味〈怪人〉や〈幹部〉よりも占めるウェイトは大きい。
それに私の『ヒーロー創作』も楽になります。
敵組織の基礎設定が出来上がるまでは、彼等を〈代替敵役〉としてイメージに据えればいいワケですから。
そしてまた、このキャラクターの企画意図から拡張されてフリーイラストコンテンツ『汎用怪人』シリーズが立ち上がった経緯にもあります。

さてデザイン面ですが、見ての通り〈ショッカー戦闘員〉を念頭にしています──元祖にしてスタンダードテンプレですからね。
しかしながら、この〈覆面戦闘員型：演者の〝生〟を感じさせるタイプ〉というのは昭和後期から激減の一途となり、近年では無くなりました（昭和後期でも使っていたのは、本家『仮面ライダー（新）』ぐらいでしょう）。
代わりに台頭してきたのが〈仮面型：完全異形タイプ〉です。
これは特撮作品の主流が『スーパー戦隊』や『メタルヒーロー：宇宙刑事系』に推移したためだと私的に考えています。
どちらが〝正解〟とか、そういう単一的な是否論ではありませんが、実情として〈戦闘員〉は、この２タイプに大別されます。
このキャラクターでは『戦闘員の決定版／万人がイメージする〈戦闘員〉の共有認知性／多岐的な作風に順応するザコ』という要素で構築する意図でしたので、両タイプの〈戦闘員〉の特徴を混合踏襲しています。
メインビジュアルこそ〈覆面戦闘員〉ですが、その〝演者の生要素〟をアンドロイド然にして〈仮面型戦闘員〉としても感受出来るようにしてあります。
ベルトバックルや額部には〈謎のエンブレム〉を据えてありますが、深くは考えていません。
ただ、この部分に〝何か〟を据えないと（王道踏襲という面からにしても）締まらないので『悪』の文字をアレンジして据えました。
或あるいは〈黒幕組織〉が在るのかもしれませんね（余白を想像して楽しんで下さい）。

このキャラクターには敢あえて『特定キャラクター名』を設けていません。
工程段階では〈テンプレズ〉とか〈レンカー戦闘員：〝廉価戦闘員〟の捩りで〝ショッカー戦闘員〟との韻遊びでもある〉とかも考えていましたが、いざ出来上がると｢凡庸性尊重なら特定のイメージに縛られない方が理に叶っているな｣と没にしました。
ですので、彼等のキャラクター名は、あくまでも〈汎用戦闘員〉なのです。

尚、このキャラクターは『フリーイラスト：汎用怪人シリーズ』として販売されています。
コラム挿絵等で〈昭和型怪人〉に困窮している方は、ひとつヨロシクです。
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