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マルチリンガル先輩のお話

今日はマルチリンガル先輩と二人で軽く1杯

このマルチリンガル先輩

旧ソ連圏のご出身

故に、母国語、ロシア語、英語、日本語の4カ国語が堪能

そんな先輩に、ロシア語の基礎を教えて貰いました

ロシア語には男性名詞、女性名詞があるということ

大学で第二言語をロシア語選んだ人なら全員知ってる基礎中の基礎ですが

こういうのオッサンなってから、酒の席で知ると超オモロイですね

細かいルールは知らないので各自、ググって貰うとして

例えば名前でいくと

同じ苗字でも、男性と女性で変わります



男性だとザンギエフなのに

女性だとザンギエバになるんだそうです


フィギュアスケーターで有名な

エフゲニア・メドベージェワ

これが男だと、メドベージェフになります。

なので、名前を見ただけで女なのか男なのか一発でわかるんですね

で、この基礎は去年知った話だったんですが


今回知った話は

ロシア人が子供に名前をつける時は

苗字も全部付けれる

どゆこと!?

日本で言うと

鈴木一郎さんが自分の息子に伊達政宗って付けれるんですって!!(笑)


夫婦別姓どころの騒ぎやあらへん!!(笑)


私「なんでなん!?」

彼「いや、ずっと同じ苗字とか飽きるやろ!」

私「飽きるて何やねん?(笑)」

彼「いや、先祖代々同じ苗字とか。そんなん知らんやん?誰やねん?てならん?」

私「いや、たしかにもう会ったこともないひいおじいちゃんの話とかされても、もはや他人やけど(笑)」

彼「ほな、そんな知らん人の名前受け継ぐより、自分のおじいちゃんとかお父さんの名前を子供に継がせたいってなるやん」

私「ん?それはわかるけど。それは例えば、太郎爺ちゃんの名前を受け継いで息子に太郎て付けたらええ話やろ?苗字関係ないやん」

彼「ちゃうちゃう!名前はちゃんと子供の名前付けたいやろ!自分の子供やねんから。おじいちゃんの名前を苗字としてつけるんや」

私「どゆこと!???」


彼「日本でゆうなら、自分の息子に太郎 一郎てつける感じやな」

私「どっちが名前かわからんやん!(笑)」

彼「だから、男性名詞女性名詞で変化つけるんやんか。苗字は変化する。例えば、親の名前がヒョードルだとして、それを子供に付けたい場合、子供の苗字がヒョードロフ(女性の場合ヒョードロワ)になる。」


私「マジか!」




昔、可愛いなぁと心奪われてたヒョードロワちゃんは、おじいちゃんがヒョードルなワケね。




おっかねー。


日本は夫婦別姓ごときで、ワーワー騒がれてるのに、こんな話聞いたら笑っちゃうよね

ちなみにパイセン

小学校はフランス語、中学はトルコ語を学校で習ってたらしく

さすがにフランス語はもう3割くらしかわからないらしいですが(それでも3割わかる!!)


トルコ語に関しては、日本に来た時にしばらく、トルコ語=日本語の通訳もやってたんだとか


その時「わし、何人やねん」と思ってたみたいです


まとめ:マルチリンガルパイセンは4カ国ではなく、5.5カ国を扱える

サポートいただいたお金は、こんな僕を育ててくれた母ちゃんに還元したいと思います。