【ドイツ移住(大学情報以外)】教員免許は取った方がいいの?

以前ヘッセン州では外国で取った教員免許の書き換えができるっぽいというnoteを投稿しました。

それ以外にも教員免許を持っているといいのでは?と思うようになったのでメモがてら書いていきます。


教員免許を持ってることの利点

1.STEM教科であれば海外でも働きやすい

STEMというのはScience,Technology,Engineering,Mathematicsという世界中で人材が枯渇中の分野です。
この分野でMaster以上の学位を持っている人はもちろん教員免許を持ってる人も移住しやすいと言われています。
カナダやオーストラリアは絶賛移民歓迎キャンペーン中で特にSTEM人材は大大大歓迎!という感じなので英語圏移住を検討してる人は調べてみてください。
ドイツも例外ではなく大学の公式サイトでもMINT Frauen(STEM Women)歓迎!といった文言をちょくちょく見ます。ちなみにドイツ語ではSTEMのことをMINTって呼びます。
ドイツの人口は減っていますが子供の数は増えています。(羨ましい)
さらにウクライナ難民の子供たちも加わり教師不足が深刻になっていて「先生がいなから授業できません」というお知らせが学校からくるほどらしいです。

2.移住資金が貯めやすい

常勤講師の悲惨は散々話題になっていますが非常勤講師であれば先生本来の業務である「生徒に授業する」だけで良いようなので、教えるスキルを伸ばしつつ時給のいい非常勤で移住資金を貯めるはどうでしょうか。

3.移住準備の時間が十分とれる

非常勤講師の仕事は公立校の場合、週に何時間までという上限があるので空いた時間でドイツ語勉強したり必要書類揃えたり・・・ということが十分可能だと思います。

4.移住を辞めても確実に職がある

私の住んでいる地域は非常勤の求人もあるし、さらに給与も高いです。
地元よりも時給が良いので同じ地域に住んでる人は検討しても良いと思います。(どこに住んでいるかは想像に任せます)
さらに確実に職があることによって移住を辞めて再度日本に住むとなった時も仕事がなくて路頭に迷うという事態を避けられるのが魅力だと思います。
また移住を辞めるまでは行かなくてもドイツと日本を行き来して生活する際にも非常勤であれば期間を決めて働けるので非常に魅力的だと思います。

教員免許を取得することへの懸念点

良い点ばかり書いていますが、ここからは気になる点も書いていきます。

1.お金がそれなりにかかる

現在働いている人であれば通信制大学で取る人が殆どだと思います。
通学過程で取得するよりは格安だと思いますが、それでも数十万円単位でかかってくるので決して安くはないです。
今から取得しようとすると私の場合は20万強かかる見込みです。

2.教員の仕事が向いているのわからない

何の仕事でも当てはまりますが子供に教育するという、かなり重要な仕事だと思うので合わないからといって今日明日に辞められないのが重圧に感じます。

全体的にみると利点の方が多いと思うで真剣に考えてみても良いと思います。


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