［1］
　急になんだと思った方、企業案件でもなんでもありません。そんな影響力もありません。年始から早速自分探しだ！！！だって自分探し好きなんだもん！！と色々調べていたら「Refind Self」という性格診断スマホアプリに出会い、自己診断ばかりやっている僕は格好の餌食になりました。
　街中を探索したり歩いたりしているだけで、プレイヤーの性格を診断するという不思議な内容。例えば街人からの問いに対する選択肢の選び方だったり、答えるスピードだったり、向かう先だったり、おどおどしてたり、その人の遊び方で徐々に性格が診断され、診断結果が出たらゲームが終了するというもの。大体1回30分くらいで、街中をうろうろしたりミニゲームしているうちに診断が終わり、3回繰り返すことで自分の秘められた性格、最も遠い性格までわかるというものでした。

　
　「へーえ、なんだか面白そうじゃん」と16タイプ性格診断では主人公型(ENFJ型)の僕は、まだ自分の性格を調べないと気が済まないのかと我ながら呆れていました。ほら、主人公型だからさ、気になるとやっちゃうんだよ。ほら、あとなんだか退廃的なゲームの空気感も好きだからさ、こういうのやっちゃうんだよ、根暗主人公型だから、仕方ないよねぇ(購入)。

［2］
　というわけで、アプリを起動。気の向くままにお墓を調べたり、信号を誉めたり、カラスと格闘したり、マンホールを調べたり、ビルから飛び降りたり、ぬいぐるみをあげたりしている内に性格診断が終了していました。

［診断結果］

-自分を象徴する性格

　自分を象徴する性格は「研究家」でした。常に知りたい欲求や見え隠れする世の中の背景に気持ちがうずうずしているみたいです。確かに！と自分の遠い昔の学歴が疼き出していましたが、それだけではなく、なにやら日々のちょっとした疑問だったり、出会う人がどうやって育ったのかだったり、あらゆる自分のアンテナに引っかかるものが気になり、果てしなく知りたい気持ちが表れているみたいです。


-自分を補足する性格

　でた！ほら、主人公(ENFJ型)だから！としつこく納得したり確かめたりしていますが、約束を守ったり義務を果たすリーダー的な性格と、困った人を放っておけない聖職者が自分を補足する性格みたいです。
　いやいや、リーダーと聖職者が合わさったらもうアンパンマンと同じ性格じゃん。僕は知識欲に駆られたアンパンマンなのかよ、と思っていました。でも義理堅く、困った人は放っておけないって言われたら気分が良いですよね。だから実生活では皆が帰っても残業を強いられたりしているのですが。やっぱり社会には向いてないんじゃないかな。


-自分の秘められた性格

　秘められた性格は侍でした。ビート侍と言ったところでしょうか。速くて正確で迷いがない！ということらしいです。僕のビートじゃん！！(正確さを除く)
　あとは頑固で変なこだわりがあるところも僕っぽい。全然秘められてません。ライブでは全開放しています。

-自分と最も遠いところにある性格

　完璧主義で物事をゆっくり考えて判断する性格から最も遠いらしいです。遠いからと言って苦手というわけではないですが、確かに「16ビートはやお」から速さを取り上げたら何も残らないので最も遠いと見て良いのでしょうね。
　あとは、自分のレコーディングやライブのドラムを思い出していました。確かに完璧主義ではありません。毎回フィルも変わるし、完璧を追い求めるよりも、その時の爆発や感情の揺らめきを追い求めてしまうので、ドラムのプレイスタイルにもよく表れていました。

［3］
　そんなこんなで、何度でも、色んな角度から自分の性格を知りたい僕にとって楽しい年明けになりました。自分をまとめると「こだわり探求型スピード狂アンパンマン」らしいです。本当街中で出くわしたくない。
　このゲーム、何度でもループできるのですが、僕は労働のループを抜け出すために頑張ろうと思います。気になった人はラッキー、そうでもない人は、ふーん、へえーって感じで良いんじゃないでしょうか。たまにはこういう記事も面白いですね。では。