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暖かい場所を拡めたい~今僕がやること~

「居心地がいいな」
そう感じる場所が意外にも多くあるのだと、講演会や対談会に行き始めたことで感じ始めた。

桜が芽吹き始める頃に大阪から上京し、もうすぐ梅雨が明ける季節になっている。

上京し生きることしか眼中に無い中で、唯一行った講演会に足を運ぶという行為の中とルームシェアをする中で感じた、人に対する登壇者や参加者の皆さん、そして友人の「暖かさ」。
それを拡めたいと思った、noteを使って。

鬱になり3年。
それはレールを外れてから3年を意味する。

鬱になってからの2年は生きることが何よりもしんどくて、周りがキラキラと眩しいことに酷く嫉妬し、自分を卑下した。

「大学に通えていない自分は駄目なやつだ。」
「希望の大学に行けなかった自分は落ちこぼれ。」
「何もしていない自分に生きる価値なんてない。」

毎日「死」について考えていた。
数少ない話せる友人と話をした日なんかは後から自分との比較をし始めてしまい辛くなったこともあった。
曇天のようにどんよりとした空気に色付けられた日々。


「もう無理だ、嫌だ。」

そんな日々が嫌で逃げ出した先が関東。

死んだような毎日を送りながらもnoteに登録した4月。
叱咤されバイトを始め、cotreeのことを知り、少しnoteを書き始めた5月
働き方に対する違和感からバイトを増やし、講演会に出向く回数が増え始め、人の温もりを心で感じ始めた6月。

逃げた先で微々たるものではあるけれど進んでいる気がする。
人に対して無関心さといった内面が変わった訳でもないし、目を見張るくらいの変化は起こしていない。
けれど、長い梅雨の時期が晴れるように
少しずつ僕の人生に光が差し込んできているのを感じる。
頭で生きるのではなく心を感じて生きていく。そうすることで少しは暖かい人間になれると信じているから。


僕は「暖かい場所を拡めたい」


鬱から人に対する忌避を強めた僕が、こうやって「人の暖かさ」を少しでも感じるようになれたのだから、僕が足を運ぶ講演、人との関わりは、人の心をほぐすと信じている。

だから、この活動を始め、続けていく。

それがこの逃避という名の旅で見つけた想い。
それは僕の梅雨明けの兆しになり、旅の中で新たな僕を得るキッカケになるから。

見に来てくれてありがとう! あなたのおかげで頑張れます。