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Vtuberで壁を破る

〇はじめに

 十分校正作業は行っていますが、筆者が口下手なため不適切文がないとも言い切れません。しかし、貶める意図並びに意思は決して無い事を予めご了承ください。

〇Vtuberとして障がいを克服する

 皆さんは『トゥレット症候群』という症状をご存じでしょうか?
簡単に説明すると神経精神疾患のチック症の一例で、チックとは「突発的で、不規則な体の一部の速い動きや発声を繰返す状態」のことであり、その中でもこの『トゥレット症候群』は多種類の運動チックと音声チックが12ヶ月以上続く症状です。

 今回紹介するのえろちさんは、その症状を抱えながらも克服するためにVtuberを目指す方です。症状によって体が自分の意思に反し動いたり、声をあげてしまったり、症状が悪化すると会話もうまく取れない。それによって周りから変な目で見られたり、いじめを受けたり、そのようなことに15年間も苦しめられたのです。私には到底耐えられるものではありません。
 
 この症状には投薬治療もありますが、副作用が強かったり、効果が表れなかったりで5年で断念なされたそうです。
 それでも「他の人と仲良く普通に話したい、笑顔で生活を送りたい。」という希望のもと暗中模索しVtuberに目を付けたそうです。顔認識などの技術を駆使し、症状が出ても技術的にモデルを制御し、自分の体を思うように動かせる可能性を見出したのです。
 自分の体が思うように制御できてファンの方々とお話することで願いが叶えられ、部分的にでも症状が克服できるのです。

『トゥレット症候群』
 トゥレット障害(トゥレットしょうがい、英語: Tourette syndrome)またはトゥレット症候群とは、チックという一群の神経精神疾患のうち、音声や行動の症状を主体とし慢性の経過をたどるものを指す。小児期に発症し、軽快・増悪を繰り返しながら慢性に経過する。トゥレット症候群の約半数は18歳までにチックが消失、または予後は良いとされている。
 
 チックの症状のひとつに汚言症があり、意図せずに卑猥なまたは冒涜的な言葉を発する事から社会的に受け入れられず二次的に自己評価が低下したり抑うつ的になったりすることがある。ただし、この症状が発症することは稀で子供や軽症例では殆ど見られない。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E9%9A%9C%E5%AE%B3)

〇人物像

 のえろちさん(@noeroti3)
 Youtube(https://www.youtube.com/c/noeroti)

 様々なVtuberにOP・EDの楽曲提供を行っている方で、有名どころでは
Vtuber神楽めあ ED曲(https://www.youtube.com/watch?v=oxuXxUpVL94)
中国Vtuber文化体験番組「ぼくの考えた最強の中国Vtuber」PV曲提供

その他にも
ED曲提供先Vtuber(敬称略)
白音こゆき(@Shirane_Koyuki)
小町ノノ(@komachi_nono)
白咲べる(@bell_srsk)
眠居りぃこ(@Riiko_nk5)

どれも素晴らしい曲なので1度聴くのをおすすめします!!!

 また、18歳という若さで難病と奮闘しつつも趣味で楽曲製作、今月から大学生ということで先月までは学業とも両立していたという。今月からの大学生活も是非頑張ってほしい。

〇クラウドファンディング

クラウドファンディングページ(https://camp-fire.jp/projects/view/143327)

 2019年4月7日現在、募集終了まで50日ありつつも目標金額の611%となっていて、なおも支援者は増加している。これはのえろちさんを応援する人に加え、楽曲提供から広がっていった人の輪、すなわち信頼の繋がりといえるでしょう。
 また、Vtuberデビュー後はPCやインターネットの知識を広めていくという。のえろちさんは「ITパスポート」というかなり難度の高い国家資格を有しており、次は「基本情報技術者」という情報分野の高難易度資格に挑戦するという。
 そして、Vtuber1人1人にテーマソングがある世界に。作曲好きが更に活きていく、そしてVtuberにはテーマソング。お互いが幸せになれる世界となるでしょう!!
 さらには障がいを克服し、リスナーと障がい者が関わるきっかけ作りや発信元になるという。これはとても素晴らしい試みで、普段障がいのある方と接するもしくは関わる機会などほとんどない、そのため偏見や間違った解釈などが少なくとも私たちにはあるため、このような試みは歓迎するべきでしょう。

〇さいごに

 今回はクラウドファンディングの内容に心から賛同し、是非Vtuberのデビューを果たしてほしいと願いを込めて書かせていただきました。この挑戦は恐らくのえろちさん一人ではなく支援者も含め多くの方々の協力によって成功するものだと思います。
 我々に小さくても出来ることは応援することでしょう。1つでも多ければ嬉しいものです。
 
 綺麗事しか語れない若輩者ですが、のえろちさんのVtuberデビューを心から応援しています。
デビューしたら次は紹介としてまた書かせていただきたいです。


執筆者:もちもち
2019年4月7日 執筆

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