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酸いも甘いも、シティ山桃

みなさん、山桃、ご存知ですか?

一時期、街の街路樹トップ10に入ったであろう、常緑樹。ちょうどこの時期、初夏に赤紫色の実をつけます。

街路樹で見かける山桃は、かなりの高確率で薬剤散布の対象。なので、その実をとって、食べることはできません。
薬剤でコーティングされた山桃はたぶん毒。たぶん、食べると苦いです。

毎月、わたしが手入れをしている、都会のど真ん中にある某公園の森。そこにも山桃の木がたくさんあります。ボランティアで手入れしているため、薬剤を散布していません。なので、安心して、食べられます。

ブルーシートを山桃の木の下におおきく敷いて、高枝切り鋏で枝を揺らします。そうすると、ぼたぼたっと熟した実が落ちます。それをみんなでプラスチックのバケツにいれて集める。また、別の木の下に移動して、ブルーシートを敷いて…そんなことを5回ほど繰り返すと、4つのバケツにいっぱいの山桃の実がとれます。

そこから、熟した美味しそうな実だけを選びます。そして、水で晒して不純物を取り除いて、水気を切ります。

赤く熟した実を食べると、甘酸っぱくて美味しいです。全体に占める種の比率が高めなので、あ、もう10分たってしまった。
(このnote記事は10分以内に書ききる、という謎ルールがあります)

シティーボーイ・ガールな山桃は酸っぱさも甘さも。ほんのりとありました。
これから、煮詰めて、裏ごしして、ジュースになるそうです。じゅる。

ごちそうさまでした。

まさかお金が振り込まれることはあるまい、と高を括っているので、サポートされたら、とりあえず「ふぁ!」って叫びます。