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チャールズ2世ってどんな人?~酒! 女! 競馬! 女! 女! フランス万歳! 女! カトリック万歳! 女! 女! ~

推しの王について語らせてくださいお願いします

最推しの国王、チャールズ2世について語っていく。
長いので気になった目次にジャンプして読んでください。

チャールズ2世の業績

最初にチャールズ2世の業績を浅くまとめておく。
(さらっと読むだけでいい、つか読まなくてもいい)

  • 1630~1685年に生きたイギリスの王様。ステュアート朝。従兄弟はヴェルサイユ宮殿を立派な宮殿にしたルイ14世

  • 王家に生まれたが、共和派による革命(ピューリタン革命)が起きる

  • 革命により、父王チャールズ1世が処刑され、フランス・オランダに亡命

  • 共和制政府が倒れ、国王としてイギリスに戻ることに(王政復古)

  • 議会を尊重することを条件に王になったが、在位してしばらくしてからカトリックとフランスに寄りすぎた政治を行って議会と対立した(おそらくルイ14世と結んだドーヴァーの密約のせい)

チャールズ2世の人物像~愛すべきクズ~

ここからはチャールズ2世がどんな人かを書いていく。

簡潔にまとめると、

身長と顔とペニスに恵まれていたにも関わらず、

政治に興味がなくセンスもなく、

女と酒と競馬に溺れ、犬を溺愛した、何も考えてないパリピのバカ殿……

に見えつつも、文学と科学もある程度理解できる、オタクに優しい陽キャ

という、善なのか悪なのか偉人なのかクズなのか、よく分からない国王である。
だがそこが良い。
なんかこの王様、クズなところがあっても「人間味があっていいな」で許せてしまうのである。
要するに究極の愛すべきクズ! なんか憎めない奴! 
はやくこれになりたい!

……失礼。
そんな彼の良さを、次の段から詳しく語っていくことにしよう。
まずは容姿についてである。

高身長、イケメン、そしてデカチン

見出しがとてつもなくエロチックだが、誤植ではない。
この王様、身長が高く顔も良く、息子も大きかったのである。

まず、身長についてである。
様々な本に書かれているが、チャールズ2世は背が高い。
『英国王の食卓』によると、子供の頃から大柄であったらしい。

さて、そんな彼の身長は何cmか。
Google検索で「チャールズ2世 身長」で調べると、
「185cm」とある。

ちなみに竹内涼真も185cm。つまり実質竹内涼真

勿論、これはGoogle検索なので安易に信じてはいけない。
しかし、大柄で180cm以上あったヘンリ8世の身長を188cmと明記しているので、ある程度は当たっていると考えられる。
まあ身長が高いのは数々の本で言及されているから事実として、具体的な数値は目安程度に捉えておこう。

さて次に顔についてである。
『Charles II: Illustrated (History Alive Book 28) (English Edition)』にはこう書かれている。

「この子(赤子時代のチャールズ2世)は可愛い子と呼ぶには程遠かったが、最終的にはかなりのイケメンに成長した」(赤く塗った部分を意訳)

褒めてんのか貶してんのか。
ちなみに可愛い子と呼ぶには程遠いらしい赤子時代のチャールズ2世がこちら。

可愛い子と呼ぶには程遠い赤子時代のチャールズ2世



……うん、これは確かに可愛いと呼ぶには程遠いわ。
なんかジャイアンみたいのに成長しそうだもん。
生意気小僧に成長しそうだもん。
これがイケメンに成長するんだから分からんもんだわ。


さて、最後に息子の大きさについてである。
基本的に国王と愛人のセックスがどんなものなのかはほとんど資料に残らない。本人達がそういった文章を焼いてしまったり、それを見た遺族が処分したりしてしまうからである。

しかし、全く残らないわけではなく、たまーにラブレターが残ることもある。

なんと幸か不幸か、チャールズ2世に関しては偶然残っていた。

チャールズ2世の愛人バーバラ・ヴィリアーズ(カースルメイン夫人)はこう残している。

「とても満足のいくお道具をお持ちだ」

『王たちのセックス 王に愛された女たちの歴史』P38 著:エレノア・ハーマン、訳:高木怜

「なんでよりによってそういう部分残るんだよ」と思いつつも、チャールズ2世はなかなか良いものをお持ちだったようである。

高身長で、イケメンで、デカチン。
ついでに国王。
男として強すぎるこの王は案の定アレになった。

そう、無類の女好きである。

救いようのない女好き

執筆途中

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