私は幼少期からすぐ恋に落ちてその人に流される。だから幸せになれないタイプだと思ってた。

多分人よりトキメキの回数が多い。

いい意味では人の良いところを見つけるのが上手いのかもしれない。悪い意味ではうつろいやすい。そんな私は多くのシチュエーションに去年は100回はときめいてきたと思う。

ちなみに、このときめくっていうのは、胸がきゅーって締め付けられ、尊いような、守ってあげたくなるような愛おしいそんな感覚。

そんな感覚を私は彼と出会ってから、何回も感じ、そして恋に落ちてきていた。 だから多分一緒にいすぎてマンネリしたと思っても、そのあと猛烈なスキがまた湧いてきて、の繰り返しで付き合ってるんだと思う。顔や仕草、ちょっとした考え方にグッとし続けてきた。

そんな私を飽きさせない彼。教えられた事は沢山ある。中でも一番の気づきは、何回でも恋に落ちるこの現象だけじゃなく、優しい世界とは何か、それをふたりで作っていくとはどういうことかを一緒にいることで教えてもらったこと。

いつもの平凡でつまんないような日常が、一緒にいると非日常感も伴い心地よい時間が流れていく。2人で裸で踊る、おならをしても笑い合う、料理を失敗しても笑い合う、即興ラップに合いの手のせる、Tシャツをつくる、写真をひたすらとって1番を決める、突然ミュージカルを始める。

日常がステキな恋愛映画みたいに可愛らしいものになったと自分で言っちゃう。どれもきっと代わりなんかいなくてあなたとしかふざけられない本当の私がいる。

どれが愛で、どれがときめきで、どの人といるのが癒されて、心地よくてなんて分かんないしこれからも沢山の人が私達には現れて時々、一緒にいることを見失いかけると思うけど、

それでも一緒にいたいと思ってる間は、ずっと一緒にいよう