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ここだけの話はここだけにならない

カエル男です。

ここだけの話…という言葉、良く聞きませんか?私はしょっちゅう耳にします。

得てして、ここだけの話はここだけにならないよなーと思った話です。

同僚Aさんがえらく怒っておりまして。なんでもAさんがBさんに「ここだけの話…」と前置きして話した内容を、Cさんも知っていた様でして。Aさんに問い詰められたCさんが「実はBさんから聞いたよ」と白状してしまったそうで、Aさんは「Bさんめ…‼︎」と怒っている、そんな状況です。

この手の話、よくありますよね。言った言わないだで争いになり、疑心暗鬼になり、信頼できなくなる…みたいな、よくある話です。

ちなみにですが、私もCさんと同じで、Bさんから色々聞いていたので、ほとんどの内容は知っています。でも、ここだけの話と言われてましたし、実は知ってるとカミングアウトしたところで良いことなんて何もないので、Aさんに対しては知らないフリをしています。

余談ですが、私のスタンスとしては、二者間以上が関わる内容の場合、片方の主張だけ聞いてもそれを鵜呑みにしない、です。

どちらかがウソをついている、若しくは、イイ様に捉えている可能性がありますし、もっと言えば互いに正義があって、どちらの主張にも誤りはない、なんてケースも往々にしてありますから。

両者の意見、特になるべく意見は取り除き事実と思われる内容を参考にした上で、私なりの意見を考える様にしています。

とにかく言いたいのは、ここだけの話はここだけに収まらないよなー、ということです。

そもそも「ここだけの話」という言葉には、何も根拠がありませんから。例えばAとBの2人でいる時に「ここだけ」と言われたら、まぁAとBの二者間を指しているのかな、と思います。でも、AとCの2人でいる時に「ここだけ」と言ってたら、それはAとCの二者間を指している訳で、この時点で行き違いが生じます。

B、Cにとって「ここだけ」とは、自分とAという二者間、1対1が成立するかもしれませんが、Aから見たら、既にABCの三者間、1対2になってますから。

自分(A)でさえBCの複数に言っていることが、どうしてBCが誰にも言ってないと思えるのか。BCも「ここだけ」と言いながら、他の方に話している、と考える方が自然でしょう。

面倒くさいのが「ここだけ」と言っておきながら、実は他の人にも言ってほしいと思っているパターンが存在することです。本当は周りに伝えてほしいのに、自分から言うと嫌らしいので、他の方から広めてほしい、という面倒くさいヤツです。

「ここだけ」と言われると一見「自分だけ特別視されてるのかな」と思ってしまうこともありますが、何の当てにもならない、に尽きるかなぁと思います。

「ここだけ」と前置きされた話で、参考になった!学びがあった!なんて中身はほっとんどありませんから。話半分で聞いておき、色々面倒くさくなるので、他の人には言わない、というスタンスが1番楽だなぁと思います。

では。

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