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CS2回でデトダム4枚⁉︎5c天門について(オリジナル)

どうも、龍星です。

まずは簡単な自己紹介から。

◼️活動地域
新潟県

◼️入賞回数
優勝:1回
準優勝:5回
3、4位:9回

今回初めて記事を書くことになりました。
まだ試行回数が足りていないデッキではありますが、皆さんの参考になれば幸いです。
また、本記事は投げ銭方式となっています。
※今後の更新次第で有料になるかもしれませんので、ご理解ください。

それでは、記事の中に入っていきましょう。

◼️誕生の物語(デッキ作成の経緯)

2021年7月25日(日) 
私はCS会場近くのコンビニにいた。そこで頭を抱えながら、5cのデッキを見ていた..
当時、新潟は大シータノヴァ時代。

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<テスタロッサ>で時間を稼がれて、<アルカディアス・モモキング>(以下、アルモモ)に蓋される..3キルもあり得るこのデッキは環境を席巻していた。
当時の5cはロマノフ型が主流でしたが、<アルモモ>が重すぎて..
「<アルモモ>を貫通し、カウンターを狙える実用的なS・トリガー」を採用する必要があった。

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(sugar flower(@sugarflower5)さんのTwitterより掲載)

<アルモモ>を貫通し、カウンターを狙える
実用的なS・トリガー

<ドラゴンズサイン>(以下、ドラサイ)はまさに100点の回答。上記のリストをもとに直前までデッキを考えていたのが、当日の朝になって「何か違くね?」と思い始めた。
(CS直前にリストを弄り始める典型的な例
良い子はマネしないでね!)
きっかけは…













画像3

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………ドラサイより強くね?

◼️デッキリスト&採用理由

お待たせしました、デッキリストはこちらになります。

7/25 ガルドCS 3位

(使用者:龍星)

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8/1 ガルドCS 3位
(使用者:ジンジャー(@ginger0613)さん)

画像7

(カーナベル Deck Makerより画像作成)


続いて、各カードの解説に移ります。
※解説の中でカードの呼称を以下のようにさせていただきます。

フェアリー・ミラクル
→ミラクル
天災デトダム
→デトダム
ドンドン火噴くナウ
→火噴く
ヘブンズ・ゲート
→天門
灰塵と天門の儀式
→ヘブニア
Disアイ・チョイス
→チョイス
悪魔龍ダーク・マスターズ
→ダクマ
天命龍装ホーリーエンド
→ホーリーエンド
ナウ・オア・ネバー
→ネバー
龍風混成ザーディクリカ
→ザーディ
砕慄接続グレイトフル・ベン
→ベン
真邪連結バウ・M・ロマイオン
→ロマイオン
黒豆だんしゃく
→黒豆
白米男しゃく
→白米
地封龍 ギャイア
→ギャイア
闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー
→ステゴロ
お清めシャラップ
→シャラップ


フェアリー・ミラクル 3枚

ミラクル

5cの特権とも言えるマナ加速カードです。
ですが、アグロ対面では<ヘブニア>を有効にしなければならないため、このカードの優先度が下がってしまいます。そのため、3枚に留めました。

天災デトダム 4枚

デドダム

最近再録した近未来カード。手札・マナ・墓地を+1する超リソース札。色も優秀なので4枚採用です。序盤では<デトダム>1枚目を埋めて2枚目をプレイすることや<デトダム>を連続してプレイすることもあるので枚数を削ることはほとんどないと思われます。

ドンドン火噴くナウ 4枚

火噴く

王来編で登場した呪文版デトダム(除去付き)。色も優秀です。<とこしえ>や<テスタロッサ>など除去したいメタカードが増えつつあるので採用必須だと思っています。1枚目の<火噴く>を使う再現性を高めるために4枚採用しました。

ヘブンズ・ゲート 4枚

天門

このデッキの発端となったカードです。<ドラサイ>よりも1マナ重たいですが、1アクションで2体展開でき、展開速度を大きく上げてくれます。シータノヴァや赤単など踏ませたい対面が多い想定で4枚採用しました。
(色が弱いので今後減るかもしれません。)

灰塵と天門の儀式 3枚

ヘブニア

受け札かつ盤面形成のカードです。下準備が必要ですが、蘇生と盤面処理が同時にできるパワーカードです。白を持っているので<アルモモ>下でも機能してくれます。ですが、自分ターン中では相手のメタカードに阻害されやすいため3枚の採用です。

Disアイ・チョイス 2枚

Disアイチョイス

このデッキのテクニック担当です。手札に抱えきれない<ヘブニア>や<ネバー>を有効にしてくれます。<ベン>の効果で0マナで召喚も可能で盤面を固める際にも使います。公開領域のどこにいても困らないカードですが、自分のマナが減少することから使いにくい時もあるため2枚採用に留めました。

悪魔龍ダーク・マスターズ 2枚

ダークマスターズ

大型ハンデス枠です。<ロストソウル>と違い、<アルモモ>下でも使えます。<ネバー>を絡めて4t3ハンデスも可能です。<アルモモ>や<シャッフ>などで呪文を阻害されそうな対面では優先してキープします。基本的に<ダクマ>で1回テンポを取るとそれ以降使うことが少なくなる点と、<ベン>でマナからも出せるので2枚採用です。

天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー 4枚

ホーリーエンド

<ホーリーエンド>はブロッカーなので<天門>で展開でき、タップキルを可能にしてくれます。
<ネバー>は<ダクマ>、<ザーディ>の早出しでテンポをとりましょう。<ネバー>を唱えるだけで墓地にクリーチャーをセットできるので<ヘブニア>とも相性が良いです。<天門>の展開も考えて4枚採用です。
何故か生き残ってしまった極悪犯罪人です。
ガンガン使い倒しましょうw

龍風混成ザーディクリカ 4枚

ザーディ

王来編を象徴するようなスーパーカード。呪文の再利用、盤面除去、EXライフ、書いてあること全てが強いです。色も優秀でよくマナ色になります。メタクリを永続的に除去するために早期に展開したいカードなので、4枚採用です。

砕慄接続グレイトフル・ベン 3枚

グレイトフルベン

天門の展開先①です。除去耐性付きのクソデカバングリッド。墓地が溜まった分だけマナを伸ばし、序盤にマナに置いた大型獣を展開して盤面を固めにいきます。1体展開できれば十分ですが、<天門>や色との兼ね合いを踏まえた結果3枚になりました。

真邪連結バウ・M・ロマイオン 3枚

ロマイオン

天門の展開先②です。アタック時だけでなくEXライフの盾が離れた際にも呪文を打てるので自分の行動回数を増やし、かつ相手ターンでのカウンターも狙いに行けます。若干色が喧嘩しやすいため3枚に留めましたが、増やしても良いカードだと思います。

黒豆だんしゃく/白米男しゃく 2枚

だんしゃく

<白米>はマナ加速かつマナ回収札です。<とこしえ>などのメタを貫通する際に回収効果が強く、対応力が上がります。
黒豆は擬似ギャイアです。<ヘブニア>で蘇生可能なので<白米>→墓地に行く→<ヘブニア>で蘇生で早出し可能です。シータノヴァ相手で着地すると<カツキング>や<RX>からの革命チェンジができなくなり、相手の展開速度を落とすことができます。
<白米>、<黒豆>ともに腐りにくいカードですが無くても勝てることが多いので初動の+αとして2枚になっています。

地封龍 ギャイア 2枚

ギャイア

フィニッシャーです。ミラー、シータノヴァなどあらゆる対面に蓋をしてくれます。また<ベン>同様マナから展開できるので手札に必要なカードを保ちながら盤面展開できます。フィニッシャーと言いながらも可能な限り早めに展開したいので2枚採用です。

闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/
お清めシャラップ 2枚

シャラップ

シンジャーさん使用のリストに入っていたカードになります。このときは青黒魔道具が出てきており、墓地メタが必要になったとのことです。実際、魔道具に限らず5cやハンデス、墓地ソースなどにも<シャラップ>は有効です。
<ステゴロ>も盤面処理&マナ回収とかなりの仕事をしてくれます。
<黒豆>同様、<ヘブニア>を有効にする、かつ初動の+αになるカードですので、環境次第で採用した方が良いカードです。

◼️採用候補

ここからは採用候補のカードを記載していきたいます。

※少しずつ追記する形式でまとめていく都合上、順番が不規則になりますが、ご了承ください。

ドラゴンズ・サイン

冒頭でも述べた通り、<アルモモ>を貫通して展開できるカードになります。<ネバー>→<ザーディ>の展開パターンとは異なりEXライフの盾が残るという展開が可能になります。3→5と繋がる点も高評価です。ですが筆者はこのカードの評価はあまり高くないです。その理由としては以下の2点があげられます。

①ドラサイの展開先の弱さ

先に掲載したリストでは<ザーディ>、<ホーリーエンド>、<ガイアトム>の3種です。ですがこれらのカードの共通点としてパワーが<アルモモ>や<ドギラゴン閃>にパワー負けするということがあります。なので盤面を処理できず殴りきられる可能性が発生してしまいます。

②デッキスロットの圧迫&追加アクション要求

①が影響して発生する問題です。①で話した通り、高パワー獣に殴りきられる可能性を消すには除去札が必要になります。この時点で<ドラサイ>・<ドラサイ>の展開先・盤面除去札の3要素が必要になります。加えて、ゲーム上の動きでは<ドラサイ>で耐える→殴りきられる前に盤面除去が必須になります。なので盤面展開のターンが遅くなってしまい後手後手の展開を打開できないことが発生すると考えています。

これが天門型になると、どうなるか...

<天門>で展開するカード(<ベン>&<ロマイオン>)はどちらもパワーが13000以上なので先ほど話したパワー負けが起きません。そのため、相手は過剰打点を用意して殴る or <カツキング>等で盤面除去を行う、これができなければ相手は攻めることができなくなります。また、デッキメイクの時点で<天門>+<天門>の展開先だけでよくなるので無理に除去札を採用しなくてもよくなります。加えて、<ベン>&<ロマイオン>のパワーで雑多な対面にゴリ押しで勝てるようにもなるので筆者は<ドラサイ>よりも<天門>を推奨します。

ですが、ドラサイ型は除去札が複数の対面に機能するのであれば、むしろ強い型だと思うので環境次第ではありだと思います。

◼️おわりに

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
本記事について、質問・要望等ございましたら
龍星(@ryusei92133412)までお送りください。
また、本記事ですが随時更新していけたらと思っています。
(その中で5c天門ではないリストを追加するかもしれませんがご了承ください...)
クロニクルデッキ発売後、このデッキがどうなっているか未知ですが是非参考にして頂けたら幸いです。


■本記事の更新について

本記事の更新についてですが、8/8・8/9に使用したリストと、8/9以降に使用したリストの説明については有料とさせていただきます。これまで無料で公開していた部分は有料にする予定はないので、これまで通り見ていただけるようにしようと思います。本記事を通して今後の5c天門に興味を持っていただけましたらご購入ください。

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