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私が文字を書いていく事で

私がこうして沢山の気持ちや感情を書き留めて文章にするのには、やっぱり訳があるわけで。

小さい頃から作文がすごく好きだった。
心の中で考える事は意外と奥深くまでいけなくて、悩み事とかがあっても解決しない事がほとんどだ。
だけど、書いているとノリノリになって言葉が出てくる。次から次へと気持ちが繋がっていって、小さな枝がいつのまにか樹になってたりする。

自分の想いが目視できたら、もう完全に私のもんだ。どういう風に進んでいきたいか、どういう自分になりたいか、完全にわかってしまう。私の攻略本が完成する訳だ。

しかも作文は長編の日記にもなる。
その時何から初めてどういう風に気持ちが変化したのか。誰に助けられて何を得たのか。何回も思い出して、わかりやすく書き換えて、繋がっていく。

自分の思いが縦書きのマスに並べられている。それだけ。
言ってしまえばただの紙切れだけど、それが私の核になり、私の知性や感性の素敵なアクセサリーになる。
ただの紙切れだけど、もしかしたら遠い未来に歴史的な書物になるかもしれない。実はこっちの方が楽しみだったりするのは秘密だけど。

いつかこの気持ちをわかってくれる人に伝われば良いな。

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