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【3分で読める】企業コラボを着地させるために最も意識していること(木戸)

*博報堂時代の『心・技・体』…技㉕

皆さんこんにちは、HDAの木戸です。

今日のテーマは、タイトルの通り、仕事やプロジェクトで企業とコラボする際に、着地する可能性を高めるために意識していることを紹介します。

結論から言うと、欲を出さず「スモールステップ」を踏むことです。

HDAでは、水戸ホーリーホックや横浜FC、アルコ神戸など各クラブと提携させていただいています。https://humandevelopment.jp/

また、木戸が個人事業で行うプロデューサーの仕事でも、複数の企業とお仕事させていただいています。https://peraichi.com/landing_pages/view/shunsukekido/

さらに、NPO法人だと、地元・神戸の食品メーカーさんや、外資系の企業さんともコラボさせていただいています。
https://sumauniversalbeach.com/

では、改めて本題です。繰り返しになりますが、企業コラボを実現するために僕が一番意識していることは、「スモールステップ」を踏むことです。

僕も企業マンだったので、大企業になればなるほど、プレーヤーレベルの担当者の一存では提携やコラボは決まらないことは痛いほどよくわかります。

だからこそ、まずは目の前の担当者の方と、社内をいかに説得してもらうよう、相手の信頼を獲得できるか、が非常に大事です。

では、スモールステップを踏む、とは具体的にはどういうことでしょうか。

分かりやすい例でいうと、ごくごく小さなイベントを開催することが多いです。

例えば、NPOで外資系のメーカーさんとのコラボが決まった時も、我々が主催の小さなイベントに、スタッフとして参加してもらいました。

いきなりリリースに「共催」や「協力」と名前が出てくる立ち位置でのコラボは難しい場合もあるので、最初は社名が表に出ないカタチで、担当部署の数名にイベントスタッフとして一緒に参加してもらって、イベントを企画・開催しました。

他にも、水戸ホーリーホックとの場合でも、1つ目にお試しで簡単な社員向けセミナーを開催させていただきました。

どちらも、その過程が非常に大きな意味を持ちました。スモールステップからスタートすると、コラボが実現しやすい理由が3つあります。

①互いのスキルが分かる

一度、小規模でも仕事を一緒にすると、相手の仕事の進め方も分かりやすく、信頼関係ができます。

個人的にも、一緒に仕事すれば信頼してもらえる自信はあるので、是非一緒にスモールステップを踏みましょう。と提案します。

②コケても大きな傷は負わない

中には、プレゼンはうまくても、いざ仕事をしてみると大したことない人も多いので、ネガチェックをする意味でも大切です。

小さな企画を進める中で、この人違うな、と思ったら、その企画が着地した後、とりあえず距離を置けば、そこまで労力は無駄になりません。

逆に、うまく進みそうなので、いきなりビッグステップを踏もうと時間や労力をかけても、最後の決裁ですべってしまうと、かけた割いたエネルギーが無駄になってしまうリスクもあるので、あくまでも、「スモールステップを一緒に踏みましょう」と提案します。

③実績ができると社内を通しやすい

100の空論よりも1の実績が説得力を持ちます。小さな企画の実績をもって、事業提携後のプランをプレゼンすれば、社内に対する説得度は飛躍的に上がります。

そういう意味でも、いきなり、ビッグステップ(大きな事業提携など)に進まずに、まずは小さい企画を着地させることに価値があります。

以上です。今日はこのへんで。

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。

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