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【感想】CLANNAD ショートストーリーに一言感想を残す

こんにちは、なるぼぼです。

CLANNAD、いよいよ大詰めに差し掛かろうとしています。
暫定で書き終わってはいるのですが、ことみルートと勝平ルートが今記事として執筆中です。
それまでの補完として、話さなかった短めなルートの感想を手短に話していこうと思います。
美佐枝ルート、幸村ルート、春原兄弟ルートの三つです。
それではよろしくお願いします。

1.美佐枝ルート:町の過去に触れて

美佐枝ルートは、基本的に美佐枝の過去の回想がメインになっていきます。
美佐枝と志麻くん、偶発的な出会いを果たした二人が、徐々に恋仲になっていく様が描かれています。

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基本的な内容は風子ルートの別事例的な扱いだと思っています。
町に起こる偶然、それが志麻君を通じて間接的に伝えられます。
風子が何者だったのか、このルートを軸に考察することになると思います。
大切な人の夢をかなえた志麻君の運命が、美佐枝の思いと交錯していくのは何とも言えない切なさがあります。
そして「待ち人」となった美佐枝のそばには、猫になりながらも見守り続ける志麻君の存在がありました。
美佐枝に志麻君の現在が明らかになるのは、奇遇にも智代ルートの創立者祭でした。

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このルートは「待ち人」と運命に翻弄された二人の静かな物語。
何かが動くことはないけど、とても静かに、切ない物語が描かれていました。

2.幸村ルート:バカ二人

幸村ルートでは、主人公は春原と二人でバカやりながらも普通に卒業します。
その中で彼らが思いだしたのは、二人の出会いとなった生徒指導室での出来事でした。

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二人が出会うきっかけになり、そして互いが退学することなく残れたこと。
それは幸村先生の導きのもとで起こったことであり、その幸村先生もそういった「不良の更生」を望んでいました。
元々不良校で生徒指導をしていた幸村先生。
進学校になり役割を失ってしまった幸村先生にとって主人公と春原は、退職前の最後の大仕事として相応しい存在でありました。

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教師としての願い。
そんな幸村先生の思いを感じるとともに、このルートは卒業式で静かに幕を下ろします。
主人公たちの生きざまを見守ってくれた幸村先生の姿は、輝いて見えました。

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3.春原兄妹ルート:いつまでも続く仲

このルートのために記事書きました。

このルートは、兄妹間での交錯する感情が特徴です。
嘘を言って見栄を張ってでもしっかりしていたい兄貴の気持ちと、心配しながらも過去の兄貴に救いを求める妹の姿が健気に描かれます。

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一言でこのルートを説明すると、「とにかく胃が痛くなるルート」です。
サッカー部に春原兄を戻そうとして、妹の芽衣が賢明に努力するのですが、ことごとく失敗します。
その上抵抗できない中、現サッカー部と監督に恐ろしいほどまでの仕打ちを受け続けることになります。
正直このシーンが一番しんどかったです。

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だからこそ、兄貴が助けに来て互いに殴り合うことで、真の兄妹の絆が確かめられていたことは、とても感動的でありました。
そして、互いに笑いあっていられるような友達の大切さを伝え、このルートは終結を迎えます。
互いにバカやり合った奴らだからこそ、ひどく辛いことがあっても笑いあっていられる。
とても大切なことを教えてくれるルートでした。

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4.終わりに

いかがでしたでしょうか。

ショートストーリーのルートだったこともあってあんまりしっかり書き込んでいませんが、どのルートにもいろいろな思いがありました。
おそらくAfterでもいくつかのショートストーリーがあると思うので、それも確認したらこうしてまとめて記事にすると思います。

それではまた。次はことみルートだよ~。

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