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写真を撮っている者です。

はじめまして
"STANDARDER"という名前で、地元北海道を拠点に写真を撮ってる者です。
23歳、建設会社で働く男です。

初回の今日は、写真を通したSNS活動を始めたことについて思い出してみます。

それはいわゆる"コロナ禍"というやつが始まった2020年の5月頃、

大学3年生から嫌々始めた就職活動も終わりに差し掛かり、僕は元々趣味であったカメラ活動を再開しようかと考えました。
今ではどこからともなく聞こえてくる「緊急事態宣言」という言葉、「おうち時間」という言葉も、当時はそう聞き覚えのない単語でした。
そんな非日常で、退屈で、だけどそわそわした居心地の悪い日々の中で、あえて日常的なものを撮ろうと、ひとりの友人ツムラくん(以後:友人)と札幌近辺の色々な場所に出掛けました。

・モエレ沼公園(札幌にあるでかい公園)


・銭函海岸(小樽にある海)


・手稲区(札幌にある区域)(新宝島に出てくるサビ)


などなど

こんなにも世間が慌ててるのにも関わらず、相変わらずモエレ沼公園の山は堂々とそびえ立ち、当たり前のように揺れている銭函の波を見ると、慌てている世間と静かな風景とのギャップを見れてることに対するちょっとした優越感、ここを離れたくない気持ち、そして何より安心した気持ちに浸れました。

例えば、自分が思った構図で、思った設定で撮った写真を別の角度から撮っている友人に見せにいくと、友人も僕が撮っていた位置に来て、同じ構図を狙ってくれます。逆に友人が撮った写真を見ると、自分もその場所で撮りたくなり、少し移動して設定を合わせ直します。
その時間、特に深い会話はありませんが、居心地が良く、撮り甲斐があり、その日の充実に繋がりました。緊急事態の中でも、僕なりに穏やかに過ごせました。

元々写真とは、自分の中で考えて撮り、解決し、自分の中で満足する媒体だと考えてました。
現にカメラ自体はもっと前から持っていましたが、撮った写真を他の人に見せたことはほぼありませんでした。
しかし、そんな友人とのちょっとした時間の中で、写真とは「共有」なのかなと考えるようになりました。
自分の思った山の撮り方と、友人の撮りたい構図は全く違い、でもお互いの写真を見せ合うと、素直に"なるほど"と思います。相手の写真を受け入れることで発見になり、自分の写真が受け入れられることで自信になりました。
そんな考えに行き着いた中で、顔や名前も分からない人同士であっても、その連続を毎日繰り返したいと思い、Instagramで写真専用のアカウントを登録してみました。その日から今日まで顔も名前も分からない方々の作品を見続け、発見と自信を繰り返しています。

有名になりたい訳でもなく、写真を大きな仕事にしたい訳でもないですが、そんな日々をこれからもなんとなく続けていきたいと思ってます。それと同時に、写真について普段考えてることを文字にするもの面白いのかなと思いnoteのツールに目を向けてみました。いつ目を背けるか分かりませんが、まあ気の向くままに生きてみることを僕のスタンダードにしたいと思います。

以後、宜しくお願いします

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