Twitterのブロック機能は【攻撃】じゃないよ。

2019年9月18日 18:35

Twitter公式の方針(英語)

Twitter is a place to share ideas and information, connect with your communities, and see the world around you. In order to protect the very best parts of that experience, we provide tools designed to help you control what you see and what others can see about you, so that you can express yourself on Twitter with confidence.

How to Control your twitter experience https://help.twitter.com/en/safety-and-security/control-your-twitter-experience

Twitterのポリシーを要約すると、

｢Twitterでみんなが気持ちよく過ごすために、Twitter上で流れてくる情報を、調整できる機能があるよ。この機能があるおかげで、みんながきもちよく、自由につぶやくことができるんだ。｣

つまり、｢ブロック｣という機能は、

お前とは関わりたくねえ!!あばよ!!ペッ(唾をはく)

ためのものではなく、あくまで

快適なTwitter環境を作るためのもの

なのです。

よく、

｢うーわこいつブロックしてやがる!晒したろ(スクショ)｣

というツイートを多く見かけますが、そういう人が大きく勘違いしているのが

ブロックは攻撃的なもの

ということ。実際、Twitter公式にも以下の文面があります。

Twitterを気持ちよく使うための対策として、他のアカウントをブロックすることは過剰な反応だと感じたり、逆に不十分な対応だと感じることがあるかもしれません。

Twitterでアカウントをブロックする方法

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/blocking-and-unblocking-accounts

ブロックは｢過剰な反応｣｢不十分な対応｣。そういう見方もあるにはあります。

｢一見さんお断り｣と、入り口にでかでかと貼られた店。
クレーム対応がめんどくさいから、お客の話してる途中で電話をぶったぎる。

現実世界で｢Twitterのブロック｣を例えると、こんな感じ。

Twitterで喧嘩リプの応酬や、クソリプしまくってたら
｢ブロック｣され、それに対して怒り狂う。

確かに、一理あります。ブロックというのは｢対話拒否｣｢コミュニケーション拒否｣｢別れ話｣｢離婚話｣です。それに怒るのも無理はない。

ですが、決してそれを｢宣戦布告｣とはみなさないように。

クソリプしまくってたら、そりゃブロックされるのは当たり前。相手の立場になって考えれば、ようわからんやつが目の前で下手くそなパントマイムをしてるような不快感を覚えるでしょう。

たいていの場合、｢こいつとは関わりたくない｣と思った場合に、人はブロックされます。

SNSといえどいろんな人が集まります。ニューヨークは人種のるつぼといいますが、Twitterは人種の玉手箱です。

いろんな人がいるんだもの、そりゃあ｢合わない｣人がいるのも当然。

現実だと、｢合わない｣人とも付き合わなければならないことは往々にしてある。

でも、SNSは、｢合わない｣と思ったら無理に付き合わなくてもいい。

｢ブロック｣することで、馬の合わない人同士の衝突を未然に回避できる。

これは、ブロックする側もされる側もWINWINな関係です。

私も性格上よくブロックされますが、そのときに怒りの感情は一切沸きません。｢怒り｣の代わりに

この人はちゃんと｢合わない｣人を排除してるんだな!!素晴らしい判断じゃないか!!

と、謙虚になって、相手の判断を尊重するようにしています。

そうしたほうが、精神衛生上も楽じゃないか???

Twitterの住民は、｢ブロック｣の使い方が下手くそな気がします。

トラブルが起こってからブロックしたら、そりゃあ感情的なしこりが残るのも当たり前でしょう。
｢情報を操作する｣という観点に立って、｢トラブルを防ぐ｣ためにブロックするのが、うまいSNSの使い方じゃないか?

と思います。

結論

｢ブロックされたうわーこいつむかつく｣。感情的になるのはやめよう。逆に、｢よくブロックという賢い判断をしてくれた!!素晴らしい!!｣と、相手に敬意を持とう。また、自分も｢この人と合いそうにないな｣と思ったら、どんどんブロックして構わない。ブロックは、｢心地よい｣環境をつくるための便利な機能なのだから。

When you block an account on Twitter, you restrict that account’s ability to interact with your account. It can be an effective way to handle unwanted interactions from accounts you do not want to engage with.

Twitterで特定のアカウントをブロックすると、そのアカウントはあなたとやりとりすることができなくなります。ブロックすることによって、あなたが関わりたくないと思うアカウントとの望まぬ接触を未然に防いでくれます。