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【コミュニケーションの極意】質問の威力。 #コミュニケーション術 #コミュ力 #質問

「質問する」ことは、最強のコミュニケーション術である。

これは、かの高名な作家、美川くん(1998~)のいうところである。

という冗談はさておき、今回は

「質問する」ことで、コミュニケーションがめっちゃうまくいく

ということを話していきたいと思います。

というのも、最近色々な人と話をすることで、「質問」のよさを実感したから。

バイト先の初対面の人、集中講義で一緒になった人、授業で会う人、家族、身内、バイト先の塾の生徒、etc...

これらの人に「質問形式で話をする」ことを意識する。そうすると、今までより更に深く、楽しい会話ができる。人の話を聞いたあと、あいづち代わりに

「◯◯なの?」

「◯◯なんですか?」

「◯◯ってこと?」

で返すと、無限に会話が続けます。

会話がノリノリになってくると、逆に相手から質問されることもあります。質問合戦で、こうなったらもう幸せ。会話が弾む弾む。

こうした話術は、インターンシップの経験から学びました。初対面でも仲良くなるには、「質問」から始まります。「質問」するということは、「興味」を持つことでもありますしね。

他人と会話をスタートするときは、軽く「つぶやく」ようにしています。

「いや~◯◯だわ」

「◯◯だね~」

それで相手が反応してくれたら、「会話してもいいサイン」とみなして、質問形式の会話を始める。

私の口癖は

「なるほど」

「ふぅ~ん」

「そうなんですか」

なのですが、悪い癖です。この返しだと、会話終わる。そもそも、これらのあいづちは、自分が納得してるだけであって、コミュニケーションが一方向になってしまう。

なので、「質問をする」ことで、双方向の会話ができる。質問形式で話すことで、コミュニケーションが活性化されるのは間違いない。

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【質問の威力 その① 相手が喋ってくれる】

コミュニケーションは疲れます。しゃべるのは、筋肉と頭をフル回転させる運動です。疲れる。

なので、極力「自分がしゃべる」ことは避けたい。

ならば、「相手に喋らせ」ればいい。だから質問する。

「自分のことは喋らないのか??」とお思いでしょうが
相手もそのうち疲れて「質問」したくなります。

今度はカウンターを受ける。

インプット=話をきく
アウトプット=話をする

このインプットとアウトプットのサイクルがうまくできれば、コミュニケーションは大成功。深い話ができます。

コミュニケーションの手練れは、いきなり質問から会話を初めてくるときがあります。その勇気はすごい。私はできない。

できないから、私はまず「つぶやく」。つぶやいて、会話のサインがでてきたら、質問開始。

内向的な人はもちろんいる。その人にずけずけ質問するのは避けたい。だから、自分が呟いて、それに対する反応を見逃さない。
そうすることで、会話の着火材ができます。

「相手に喋らせ」れば、自分も喋らせられる。
そうすると、会話は自然と弾む。

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【質問の威力 その② 議論が深まる】

これは学校の授業でつくづく感じるものです。

「何か質問はありますか?」

・・・

・・・

・・・。

シーーーーーーーン。

こういう気まずい経験、どなたにもあると思います。いざとなると、言い出せなくなる。誰も言おうとしないし。

悲劇です。これは、悲劇です。

「質問をしない」ということは、「質問をすれば聞き出せたかもしれない新情報」を全て捨てるということ。

『アウトプット大全』という本に書いてあったこと。

「質問は立派なアウトプットであり、
場の議論が深まるもの。
決して無知をさらけ出すものではない。
そもそも、よく話を理解してはじめて、質問ができる。」

ごもっとも。話を理解してはじめて疑問が沸き上がる。その疑問はほったらかしにしてはいけない。疑問は質問=アウトプット しなければ、永遠に謎のまま。

それは悲劇。
とんでもない悲劇。
シェイクスピアの悲劇に相当する悲劇。
美男美女が素っ裸のまま心中するようなギリシア悲劇。
「質問悲劇」という革命的な新ジャンルを作りたいほどの悲劇。

「質問」で議論が深まったよい例

卒業研究の発表会。先輩方の、いますすめている研究についての発表を聞き、疑問点や、わからないことなどをそのあと質疑応答。

消極的な人がおおいのか、最初はあまり手が上がりませんでした。なんで?

私は疑問をほっとけないたちなので、気がついたら自然に手が上がった。

最初は俺ばっか質問してたが、次第にみんなも質問しやすくなってきて、バンバン意見がでる。

あげくのはてには、教授から「美川くん質問して!!」と、質問を強制されることに。結局、10人くらいの発表のうち、八割ぐらいの発表で質問をしてしまいました。

質問を経てはじめて浮きぼりになった、研究の問題点や課題も出てきて、かなり議論が深まりました。このときに改めて「質問っていいなあ」。とおもった。

ここで「質問」がでなければ、かなりの損失が出たと思います。質問しないことで、先輩方が、研究の課題、テーマの弱さ、レジュメの矛盾など、貴重なフィードバックを得られなくなる可能性があったのです。

しかも、質問すると、他人にも好かれます。ということで、次の話題。

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【質問の威力 その③ 質問すると、他人に好かれる】

質問をしまくる。そんななか行った発表会でしたが、会のあと、教授からこんな一言が。

「美川くんありがとう、本当に頼りになるよ!!!」

ええええええええええありがとうございます!!!僕質問しただけなんですけど、そんなんでいいんですか!!!????やったーーーーー!!!!

超絶うれしかった。

きっと、教授は「質問があまり出ず、あまり議論が深まらない」状況を恐れていたのでしょう。

そんな不安を、私が「質問しまくる」ことで払拭したから、感謝されたのぁもしれない。

このように、質問には「他人の印象を良くする」というメリットがあります。

「質問する」ということは、しっかりと相手の話を聞いたという動かぬ証拠にもなります。なので、面接とかで最後に

「何か質問はありますか??」

ときかれることがありますが、
これにどう答えるべきかは、明白でしょう。自明。self-evident

「質問する」ことは、
自分や周囲の疑問を解決することにとどまない。
「質問」は、簡単に「自分の印象を良くする」ことのできる、
最強のツールでもある。

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【質問の威力 まとめ】

①コスパよく会話を弾ませられる
②質問することで、深い議論ができる
③自分の印象を良くできる

「質問」はいいことだらけ。これからは、どんどん質問してみませんか。もちろん、「誰でも分かる」「調べりゃすぐわかる」ものは除く。「正しく」「積極的」に質問をすることで、いいことがたくさん舞い込んでくる。そんな気がしませんか。

「質問」は、最強のコミュニケーションツール。
あなたも良い「質問ライフ」を過ごしてみてはいかがでしょうか。

美川

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