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カブ主への道。~その3~ひとりカブ主走会編

届いたばかりの自賠責シールをまるで少年のように目を輝かせながらナンバープレートに貼っているおじさんは傍から見てどう映った事でしょう(笑)

貼ったらそりゃ走るでしょう。

でまずはガソリンを入れに行こうって事で夜のひとり走会へ。まだなんとなく生暖かい田舎の暗闇の中をマイペースに走っていく。

とても気持ちがいいものだなぁ。

昼間にあったいろんな事も悩み事も、この瞬間には1ミリもよぎらない。ただただライトが照らす一寸先へとカブと僕が進み続けるだけのひととき。何にも考えないでただただ。
他の誰かにとっては他愛の無い夜の外出であろうこの時間が最高の贅沢にすら思える。



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