連載「私と女優と人生と」

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ノート

【私と女優と人生と】 Vol.1吉永小百合

「女には、自然界からのメッセージを読み取る力がある」と、私は思っている。これからの日本には、そんな女性たちの自然力に基づいた知性が必要なのではないだろうか。ずっとそんなことを考えていた。

私が子どもの頃の昭和時代には、大抵の子どもたちは「早く大人になりたい」と思い、「一人前だ」と言われたかった。だから、勉強した。経験した。つまり、憧れの大人が目の前にいて、未来は成熟している“はず”で、自分もそう

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【私と女優と人生と】 Vol.11 オードリー・へプバーン

愛とは行動すること。強き麗しの妖精 オードリー・へプバーン

美しさについて学べば学ぶほど、それは日々の行動と思考の積み重ねであり、内なるものだと(厳しいけど)思う。ファッションとは移り変わるものなのだが、ここのところ、一過性の美には、興味が持てない。そう思ったら今書くべき女優は、オードリー・ヘプバーンしかいなかった。

ファッションを最大限魅力的に着こなせる女優として、軽快なものから思慮深いシッ

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【私と女優と人生と】 Vol.10 カトリーヌ・ドヌーブ

自由とは白黒つけることではない 大人の自由なグレーについて

2017年のはじめ頃、衝撃的な歌詞を聴いた。その名も『おとなの掟』。グッときた。キーワードは、「自由」「おとな」「グレー」。

私には今までなんとなく“思っていた事”があった。我が国で自由な大人になるためには、ある特定の分野で経験を積み、白黒はっきりさせる為の術を身に着け、極力時短で事を済ませなくてはいけない。そして、その道の専門家にな

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【私と女優と人生と】Vol.9 山口百恵

怖いのは世間ではない、正直さを欠いた自分だ・山口百恵の場合

日本に向けた褒め言葉として海外から「COOL」と言われるかなり前に、元祖クールな女性がいた。それが今回の女優・山口百恵。そう、昭和の歌姫だ。日本のお茶の間の中心にテレビがあり、そこに登場するスターには、プライベートなど無かった時代。古い時代が全ていいとは思わない。私はいつでも「革新」が好きだ。けれど、この時代の芸能界にいて“自分の中の正

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【私と女優と人生と】Vol.8 ファニー・アルダン

“私だけが知っている魅力”に人は恋をする。あなたは親密な関係を持っていますか? ファニー・アルダンの場合。#ジュヌセクワ

“自分の人生を生きる”ために、服はもちろん、価値観さえも自分で選ぶことをレッスンしている195教室。

これは、あるひとりの監督によって確立されたといっても過言ではない私の仏映画好きと関わりがあるのだと感じたのは、つい最近のこと。

“頭を働かせること、屈しないこと、人を笑わ

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【私と女優と人生と】Vol.7 ソフィー・マルソー

最強の“境界線”を手に入れた自然なまなざし、ソフィー・マルソー

なんでもない毎日を、少しでも楽しくするには、“境界線を自分で決めること” だと私は思っている。マイルールと言ってもいい。大きなことでなくていい。

本来の目的を忘れてしまったような「日常」の動作に、「ここまで」という境界線を引く。それを意識する、ということだ。

ファッションでの境界線とは、ずばり『ネックライン』。

特に夏から秋に

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【私と女優と人生と】Vol. 6 樹木希林

映画よりもドラマな生をいき抜く存在の樹木希林

「なぜか気になること」を密かにずっと溜めておくと、あるとき点と点が繋がって、気になっていた理由がわかって、有難い気分になることがある。

この瞬間こそが、「オリジナルな人生」への途中なのかしらと思う。

気になること、とは女優・樹木希林さん。

ハレ舞台での着物の着こなし、実に筋の通った痛快なコメント、有名な夫婦事情。役柄以上に「人生そのもの」が、オ

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【私と女優と人生と】Vol.5 ローレン・バコール

映画の魅力は、セリフ、音楽、沈黙、ドラマといろいろあるが、「女優から学ぶ」となれば一番は、その“動き”だろう。

小さな動きとしての“しぐさ”については、すでに何回か書いてきた。個人的には、フランス女優のしぐさのチャーミングさは抜群と思っていて、映画の主題を忘れて見入ってしまうほどだ。

けれど、今回の女優はアメリカから。  ローレン・バコール(Lauren Bacall)という女優をご存知だろう

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【私と女優と人生と】Vol.4 ジュリー・デルピー

人にはそれぞれの悩みがあり、あるひとには心を覆う深刻なことでも、他のひとにはそうは思えないことや、切れた電球を取り替えることもスーパーの閉まる時間も重要だけれど、地球上で起きている争いごとのほうが解決すべき問題なのも間違いない。

つまり、考えるべきことには階層があって、鳥目でみたり、虫眼で見たり、自分の経験で考えたり、読んで知っていることで考えてみたり。そんな大げさでなくとも、大切な身近な人に対

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【私と女優と人生と】Vol.3 マリリン・モンロー

モノゴトには裏と表がある。そして、その距離が離れていればいるほど、モノゴトの意味は深く、魅力的になる。 そんなことを、ある夜に考えさてくれたのが、本日のお手本、女優マリリン・モンロー。私が子どもの頃、初めて覚えた外国の女優さんかも知れない。

小学校へ持っていく「自分だけのお気に入り」文具を探そうと、毎日のように通っていたファンシーグッズのお店で、初めてマリリンを知った。ジェームズ・ディーンと

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