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企業価値を増やす「ブランディング+IR」

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中堅企業が企業価値を向上させるためにはIR活動だけでは差別化できない 差別化するには、知ってもらうための活動、ブランディングを組み合わせた方が効果的
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#採用

知らない会社で働きたくない!

有名企業を目指す学生たちマイナビの就活支援企業の調査では、2020年の就職人気企業ランキングは、理系ではソニー、味の素、明治グループ、カゴメ、富士通、トヨタという錚々たる有名企業が並びます。ちょっとおもしろいなと思ったのは13位のスカイくらいでしょうか? ちなみにスカイは以前コンサルをしたことがあります。その当時は新大阪にある携帯電話の開発をしている企業で、そこそこ有名ではありましたが、NTTデータを押しのけて就職ランキングの13位に入る感じではありませんでした。 当時か

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知らない会社の株は買わない(音声はありません) ブランディング+IRが企業価値を増やす

アルファ・ファンクションの栗本です。 ブランディング+IRで、多くの企業の価値向上に貢献したいと考えています。 3年半前から、日進工具という切削工具の開発製造企業のブランディングプロジェクトに携わり、その間、時価総額が2.5倍(約200億円増加)、出来高が8倍強、株主数が2.2倍となりました。 ※日経NEXT1000の「過去10年間で市場の評価を高めた企業」にも選ばれました。 https://www.ns-tool.com/ja/for_crafting_tomorrow/index.html 当初は、株式市場に限らず、企業認知度を向上させることが目的でしたが、結果として、認知度の向上が株式市場での評価を大きく向上させました。 日進工具は、売上高100億円程度、経常利益が30億円弱の優良企業ではあります。しかし、切削工具というなかなか世間では知られていない業種であり、規模も小さいため、株式市場ではなかなか評価してもらえません。 しかしこの3年、優主なコピーライターの手により会社の想いをわかりやすくキャッチーな言葉で発信し、また優秀なデザイナーの手でロゴマークやコーポレートカラーを一新しました。 さらに、多くの方に理解してもらえるように複数の動画をつくり発信しました。ありとあらゆる方法で、多くの人に知ってらう努力を行った結果、お客様の信頼が高まり、就活生の目にも止まるようになり、社員やそのご家族にも非常に喜ばれました。意図はしませんでしたが、株式市場での評価も上がりました。 企業をブランディングし、企業の想いを伝えることが、様々な面で多大な効果を上げました。 この方法を、多くの企業の皆様に知ってもらい、活用していただければていただきたく、今、多くの方に声をおかけしています。 私個人ができることは知れていますから、多くの方に賛同していただき使っていただきたい。 何をどうやったかなど、全く隠すつもりはありませんし、これで儲けるつもりもありません。 日本の中堅企業の価値を高めるための一つの考え方として定着していけば嬉しく思います。