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娘と旅行できる幸せ#ロマンチック街道後編

フランクフルトの宿は部屋から日の出が見られるという絶好のロケーション。ちょっと高めだったけど、リバーサイドを指定して良かった!

ドイツ愛溢れるガイド兼ドライバーさん

ローカルツアーを申し込んでいたので、9:15に旅行会社へ。結構たくさん人がいて、「今日も多いんだな〜、でも英語ツアーだから日本人いねえな〜」と思いつつ眺めていた。ツアーの人がこちら!というので、集団について行きバスに乗ろうとしたら、

「いや、あなたたちは違うから戻って!」

え?じゃあ、自分たちのバスはどれ?と思いつつ旅行会社に戻ると、シブいおっちゃんが、

「君たちはこの車で行くから」

ベンツ。え?乗用車?後もう1人いるというので待っていたら、日本人女性が来た。どうやら、日本人3名でほぼプライベートツアーのようで。

「出張でニースに来たんですけど、三連休なので滞在延長してドイツに来たんです」

フランスに本社があるコンサル会社に勤務していて、研修のためにフランスに来たとのこと。

ガイド兼ドライバーさん、まあよく喋る人で。

「ドイツは学費が全部タダなんだよね。お金がないから教育の機会が与えられないっておかしいだろ?電車とかも全部タダなんだよ」

「歴史的建造物は、国が法律を定めて、勝手に改修
したり、売りに出したりできないようにしてるんだ。お金でなんでも買える世の中だけど、魂は売れないよね」

「東日本大震災の後、原発はすぐに辞めて、クリーンエネルギーに一気にシフトしたんだよ。今では、全体の20%を超えている」

「移民はたくさん来ていて、フランクフルトの人口のうち4割はルーツを辿ると移民なんだ。でも、20年30年住んでいる人も多くて、そういう人たちは名前や顔立ちは違っても、同じドイツ人なんだ」

ローテンブルクは日本人に優しい街

街は、ぐるりと壁に囲まれていて、そのエリアだけ、15,6世紀のまま。ガレージのある家が多いんだけど、それは馬のガレージ。そりゃそうだ。当時の移動手段は馬、しかも貴重品。

街並みは可愛らしくてのんびりビールを飲みながら、ボヤーっとしていたい。残念ながら、滞在時間3時間だったけど、それでも楽しかった。

お店のあちこちに日本語表示があり、いかに日本人観光客が多いのか、よくわかった。

ランチはソーセージ屋さん。

カレーヴルストを食えと、友人やらガイドさんやら色々言われつつ、なかなかチャンスがなかったんだけど、ついにチャンス到来。

ん?うん、まあまずくはないけど、ケチャップ多すぎね?甘すぎね?うーん、ちょっと、おれ、違うな〜。

一口食べて後は娘に託し(彼女は好き)、代わりにブラックヴルストを頼む。うん、こっちの方が好き。でも、一番好きなのはハーブ入りのやつ。

ハイデルブルク城は遺跡だった

ローテンブルクを後に2時間ほど走ると、ハイデルブルク。第2次世界大戦の時、この地を任されたアメリカの将校が、学生時代ここで学んだからという理由で、戦火を免れたらしい。でも、落雷やらなんやらで半分は廃墟と化している。残った建物も、中に入ると、博物館だったりカフェだったり。お城の前庭の平和な感じとか、バルコニーからの眺めとかはすごく良かったけどねー。

ドイツでマレーシア料理

カレーヴルストも食べたし、もうドイツ料理はいいかな。父は魚料理。娘は魚ベースの何とかという麺料理。安心で安定のアジア料理。洋食、当分いらないな。

帰りにスーパーでフランクフルト名物、アップルワインを買う。飲んだけど、普通のワインの度数の低いやつ(6度くらい)。娘は、飲んでみたいと言ったくせに、甘くないから好きじゃないとのたまう。おれ、ワインあまり好きじゃないんだけどな〜。

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