見出し画像

6/23 会社の寿命

人と会社の寿命が逆転しているようだ。

6/17付日経新聞朝刊の経営の視点に「大転職時代の足音」と題した記事があった。

タイトルにも関連しますが、そもそも会社の寿命が短くなっており「『企業の寿命は30年』とかつて言われていたが、今ではさらに短い」。記事によれば、

長寿企業が多いと言われる日本でも、帝国データバンクによると現時点の企業の平均年齢は37.16歳にとどまり、創業100年を超える会社は全体のわずか2%しかない(記事本文より)

人間にとっては人生100年時代と言われ、政府も希望すれば70歳まで働ける環境を整えるための法案を提出しようとしている。

事業環境が激変することで、以前の花形部署がいきなりお荷物部署になってしまう企業が相次ぐ訳で、社内ですら必要とされるスキルが刻々と変わっていくから社内でサバイブするのも大変な状況に加えて会社の短命ときた。

だからと言って、入社して直ぐに転職サイトに登録することが良いことなのかどうか分からないけど(記事によれば、大卒新社会人の5,000人弱が既にマイナビに登録したらしい)、ある程度強かに人生設計を組んでいく必要があると考えれば、それは致し方ないのかもしれない。

映画「The DarkKnight Rises」でキャットウーマンが言ってました。

「永遠には続かないわ。嵐が来るわよ、ウェインさん。あなたのお友達も覚悟した方がいい。嵐が来たら、自分達だけがずっと裕福で暮らしていけるなんて何故信じてたんだろうってきっと思う筈だから」

嵐はいつ来るか分からない。



もしサポート頂けることがあれば、それは金額の多寡というより、そのお気持ちが私に多大なる自信を与えてくれます。それに感謝致します。