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7/28 持ち家って得なの?

本日7/28付日経朝刊の一面に「家計債務 アジアに重圧」という記事があった。

中国の家計債務が急拡大し消費抑制傾向に。そして、タイやマレーシアにおいても自動車や住宅ブームで同様に債務が膨張、返済負担から消費意欲が押さえ込まれる要因になっているらしい。

一方で日本ではどうなのだろう?

実は日本でも若い世代の持ち家志向は高まっているようだ。ローン金利の低さから「賃貸に住むよりも得」と考える人が多いようだが、負債を抱えたことでアジア諸国と同様消費を控える傾向にあるのは変わらないようだ。

私は持ち家よりも賃貸派

理由は以下のようなものです。

・いつまた地震が起きるか分からない
・いつまでその土地、日本にいるか分からない
・投資対象として非常に微妙

”誰が言っているか”よりも”何を言っているか”が重要だと思うので、以下の与沢氏は非常に的確なことを言っていると思いました。

若い人にも覚えておいてほしいのは、僕が持ち家を買うなという理由は、あくまで手元キャッシュを残して、それ以上に稼げる収益機会を見つけるためなんですよ。不動産というのは、投資上も経験上もリターンが小さいから。

いつ迄働けるか分からない上に、何千万もの借金をして住宅を購入、しかも経年で資産価値は減少していく。一方で、稼ぎ続けることができるように自己投資に向ける方が長期的には効率が良い。株式も不動産も結局は投資以上のリターンを生み出すために行うもので、継続的に利益を生まないと意味がない。そう考えると、世の中の影響は受けるものの、株式市場や不動産市場など自分ではコントロールできない対象にお金を張るよりも、自分に投資してその時々で方向転換しつつ進んでいけるだけの能力を身につけることこそリスクの少ない投資のような気もしてくる。

何が正しいかは誰も答えを持っていないし、自分で判断するしかない。自己責任という言葉は嫌いだけど、自分で主体的に物事を進めていってこそ進める道というのもあると思う。






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