マガジンのカバー画像

断片集

100
断片のまとめです。
運営しているクリエイター

2022年4月の記事一覧

断片 最終鬼畜四月末

 四月は今日で終了です。なんともまた時間が流れる。実に実に世界は無常ですねぇ。今月は何や…

断片 傷を負うこと

 皮膚にある程度の刀傷を得ると、それはのちのちケロイドになって残る。数年は赤黒くそこにあ…

断片 鼻っ柱へし折られるわ

 昨夜、自分の過去作のあれこれ、セリフだったりシーンだったり人物だったり、そういうのを思…

断片 何かを待っているんだろうか?

 ボーっとしていて、例えば音楽を流して部屋で座ってるような時間、本棚を見てたりメモ帳にな…

断片 脳筋映画、嫌いではないけれど

 映画熱が止まらず『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観た。例によって安く買って積ん…

断片 私に栄養剤を(財布にも)

 シトルリンのサプリを飲み始めてみれば、おう、こいつはすごい。疲れ知らずだ。アルギニンや…

断片 人間を書くのか、物語を書くのか

 公募ガイドのバックナンバーを読んでいたら純文学のざっくりとした定義があった。「小説とは何か」「人間とは何か」といった問題を、物語性を犠牲にしてでも書くもの、といったところだそうだ。テーマならエンタメのほうが重いってよ。だもんで純文学は少し現実的な世界から遊離して芸術っぽく、いやどこの何がどう芸術なのかという問いもあるが、「小説とは」「人間とは」などの哲学っぽさもありながらの散文、みたいなものがそれだと。そんなの芥川龍之介 vs 谷崎潤一郎の論争のままなんじゃないの、と思うと

断片 ロン毛のおっさんデュード

 映画欲に火がついて『ビッグ・リボウスキ』を観た。買って積んであった安いブルーレイ。おも…

断片 なるほど四月は終わる

 四月終了まで十日を切った。えらいことである。時間の進み方がおかしい。地球が変な次元に入…

断片 とてもよく聞こえる耳

 半年くらい耳の中が詰まってたんですね。でも怖いしめんどくさいしで、ダラダラしてて耳鼻科…

断片 健康じゃなきゃなんもできないから

 幾度か大病をやらかしてきました。いや、大病、というほどの大がかりなもんでもないのだが、…

断片 生きろと呼ぶ声が聞こえ

 生きてりゃ死ぬわい、とは中上健二の小説の中に出てくる台詞。作中あっさりといわれるこのひ…

断片 遊んでる場合

 それではダメなのだ。遊んでいては。でもまあ遊ぶよね。なんの遊びをしているのというと音楽…

断片 酒の毒

 昨日は酒を飲んでしまった。これはだいたい三週間ぶりのこと、禁酒をしているはずが、もういたたまれなくなって飲みになった。ウイスキーをロックで、やがてストレートで。アホな飲み方をしていたんですけれども、今日になって様子がおかしい。脳の様子がおかしい。働きがニブい。もやがかかっているような曖昧さ。どうしたことだろうか。血管が切れたか。こうやって頭の働きに害があるのなら、確かに酒の毒というのはあるのだろう。恐ろしいことである。酒をやめてビタミンを摂っていると神経細胞は成長しやすくな