見出し画像

『BTTF』から『時かけ』『シュタゲ』『まどマギ』へ

昨夜一念発起してテレビ前に座り、映画を再生した。ブルーレイの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観てました。この作品をなぜいままでスルーしてたのかわからんのですが、いやもうさすがの名作、エンターテイメントの手本のような感じですごかった。呼吸するの忘れてた。これを十代あたりで観てたら俺ももっとおもしろい小説が書けたろうに、と思うと悔しいですね。三部作をボックスで買ってあったので以後続編に進みます。おもしろかろうなー。

タイムトラベルもの、タイムリープものというと元祖はH・G・ウェルズの小説なのかな、そこからの発展系にとりあえずこの映画『BTTF』があるとして、その後まあ様々な調理法があるようでいろいろと世に出てる。『時をかける少女』は筒井康隆の小説と、あと同名の実写映画と細田守のアニメ映画、それらは日常系に近い。ゲームとアニメの『STEINS;GATE』の岡部倫太郎はブラウン博士のオマージュ的なキャラで作風はSF寄り。恐ろしいヒットを飛ばした『魔法少女まどか☆マギカ』はメカは出ないにせよ時間を飛び回る。こちらはダークなファンタジー寄り。これらの作品群は時代を下るにつれて複雑な要素が足されていく。「ベータ世界線」とか「因果律」とか。アニメやのに難しいですねぇ。とにかく時間移動のストーリーの子孫がそんな感じで。

何がいいたいのかわからなくなってきましたが、そう、『BTTF』、ストーリーの起伏という点でも飽きさせない。過去を変えると未来に影響が出る、この(いまやよく知られた)原則の使い方もうまいし、数々の困難を突破する主人公マーティの活躍がなんか素敵やん。正しい主人公を見た。英語でヒーローというと英雄って意味もあるからな、やはり物語上、問題を解決するのは英雄の仕事だわな。神話の類型でもそうだよ、行って帰ってくる英雄。ここは大いに勉強させてもらいました。あと博士がすげえいい味出してたので、もっと出てほしいと続編に期待。

いやもうおもしろくてビックリしましたって話。たぶんあと二回ビックリする。二作残ってるから。

サポートありがとうございます!助かります。