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SEGAの伝説タイトル

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シェンムー 一章 横須賀

1999年にドリームキャスト用に発売されたアクションアドベンチャーゲーム

あらすじ

主人公の芭月涼の父親が、過去に中国から持ち帰った対となる二枚の石鏡(龍鏡・鳳凰鏡)を巡って物語が進行する。

ゲーム制作者である鈴木裕は、シェンムーのシナリオが全11章構成である事を明らかにしている。『シェンムー 一章 横須賀』は「シェンムーの入門編」として予定されていた一章を三倍程のボリュームに膨らませたもの。『シェンムーII』は二章をカットした上で、三章から六章まで物語の一部を収録しているが、ヒロインの莎花(シェンファ)とタイトルにもなった莎木(シェンムー)という名の大樹が登場した直後に唐突に終わっており、ストーリーは未完。更に、発売前に重要人物として発表されながら、『シェンムーII』にも登場していないキャラクターが存在する。

1998年発売のドリームキャスト版『バーチャファイター3tb』同梱のスペシャルディスクではシェンムーの予告編ムービーで列車の中でシェンファが手を触れずに超能力で周りの敵を吹き飛ばすシーンがあり、最初からファンタジー要素も予定されていたらしい。

なお、カットされた二章は香港行きの船内での物語であったと言われている[8]。そのクライマックスとなる敵とのバトルシーンや、『II』に登場しなかった主要人物の物語、『一章』のキャラクターと『II』のキャラクターの関係性等を描いた2ページ短編マンガがゲーム雑誌『ドリマガ』に短期集中掲載された。『シェンムーII』ゲームの開始直後の港にいる親子連れとの会話の内容から、涼が船内で子供を助けるストーリーがあったという事が分かる。

一章 横須賀

時は1986年11月29日。横須賀の郊外にある柔術道場・芭月武館で異変が起きていた。道場主の息子である芭月涼(はづき りょう)が自宅に戻ると、道場内では道場師範である父の芭月巌(はづき いわお)と、豪華な中華服を着た謎の男・藍帝(ランテイ)が一触即発の状態でにらみ合っていた。「鏡をよこせ」と詰め寄る藍帝の要求を頑なに拒否する巌だが、圧倒的実力差で倒され、助けに入ろうとした涼も簡単に押さえ込まれてしまう。涼を殺すと脅され、遂に鏡のありかを答える巌だが、「お前が殺した趙孫明(チョウ・ソンメイ)を覚えているな」と、そのままとどめを刺されてしまう。そして藍帝は龍の刻まれた「龍鏡」を手に、その場を去る。

復讐を誓った涼の元に、香港の朱元達(シュ・ゲンタツ)という人物より、巌宛の手紙が届く。「鏡を狙う者あり、緊急の時は陳大人(チン・タイジン)を頼れ」。藍帝に関する手掛かりの一切を持たない涼は、陳大人を探し始める。

道場の隠し倉庫から、藍帝に奪われた鏡の片割れ「鳳凰鏡」を見付けた涼は、かつて父と親交のあった華僑の主導者・陳大人に行き着く。一度は「命を粗末にするな」と涼を止めた陳大人だったが、涼の固い決意を知ると朱元達の居場所を知る香港の桃李少(トウ・リショウ)老師を訪ねるよう紹介状を書き、渡航する手はずを整えてくれる。こうして涼の長い旅が始まった。

というわけで、あらすじだけで膨大な情報量なんですが、最新作、シェンムー3が発売するという事でレビューしていきます。

SEGAと言えば、龍が如くシリーズが有名ですが、本作はその元祖と言われるゲームです。

龍が如くとの大きな違いは
主人公を始め、ゲームの本筋とは関係ないNPCまでが全員フルボイスであるということ

時間の概念があり、全員がそれに準じて行動している
細かい設定があるとまでされてます。

肝心なゲームの流れは父親を殺した藍帝(ランテイ)を探すべく、横須賀で聞き込みを開始
基本的には聞き込みする⇨手がかり⇨キーマンに会う(イベントを起こす)繰り返し
ガチガチのフラグ管理アドベンチャーゲームです。
一つでも情報が抜けてるとイベントは起きません

時間の概念のおかげで計画的に動かないと無駄に1日を過ごします。

クリアまでの日数制限があり、それまでにエンディングを迎えないとゲームオーバーです。

いい点
設定の細かさ、世界観にハマると寄り道をずっとしてられる

ストーリーの壮大さ これは賛否両論があるところですが、私は好きです。毎日、少しずつ情報を集めるというアドベンチャーゲームの良さが出てる点

悪い点
主人公は横須賀で全員、知り合いという設定なのにマップがない 慣れないと迷子で終了なんて事も珍しくない

フラグ周りが後半になるにつれて複雑になる
フラグを立てていても、その時間にイベント発生ポイントにいないと進まない 私はドリキャスで2周 ps4で1周はプレイしてますが、バグじゃないかと思われるくらい 限定的な場所、時間のイベントがあります。

しかもメインストーリーに関わるイベントで

ちなみにドリキャスの2周うち1周は終盤のフラグが分からず、挫折しました。

総評
龍が如くほどの自由度があるわけではないですが、ミニゲーム、散歩など、当時としては画期的なゲームでした。総制作費は元ギネス級の70億円 ドリキャスが撤退に追い込まれる原因にもなった いろんな意味で思い出深いゲーム 20年ぶりの新作のシェンムー3も楽しみでもあり、怖くもあります。

あーあ 物語完結しないかなぁ
(制作の鈴木氏より完結しないと明言されてます。)

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