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8月5・6日 開催「10代と考える食の未来」

 こんにちは!たーぼうです!
 今回は、キャリア教育関連のイベントの紹介です。
 小林利恵子さん が代表を務める 近未来ハイスクール が主催するイベントです。

 今回のイベントに、私も 職業人 & ファシリテーター & 引率教員 として参加する予定です。(とっても豪華なゲスト陣なので、私自身もワクワクしております!この夏の楽しみの1つです!!)
 
 興味のある学生さんは、ぜひオススメです。また、お子さんがいらっしゃる方や、周囲に興味のありそうな学生さんがいらっしゃれば、ぜひ勧めていただけると嬉しいです!
 会場でお会いできるのを楽しみにしております。

イベント概要


 まだ食べられるのに捨ててしまう「フードロス」(食べ残し・廃棄処分など)は“もったいない”ことのひとつです。食べ物をつくる段階で発生する廃棄物を抑えることも、つくる側の責任だとする流れもあります。

 フードロス問題は日本でも深刻化しています。日本の食品などの廃棄物量は推計2,801万トン、そのうちまだ食べられるのに捨てられる食品の量は642万トンです。この量は世界全体の食料支援量の約320万トンの約2倍になるそうです。
 SDGsが目指す、これらの社会課題を解決した持続可能な社会はどのようにしたら実現するのでしょう。

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SDGsの該当項目:「12. つくる責任、つかう責任」
 12.2 天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用
 12.5 廃棄物の発生を大幅に削減

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 今回は、ミツカンが「むだにしない」をキーワードにした新ブランド“ZENB”を題材に、ワークショップ(プロジェクト・ベースド・ラーニング)を開催します。

 当日は、フードロスについての現状を、農林水産省の職員、野菜農家から聞いたり、自ら調べて考えるとともに、実際の企業の活動やそれを普及させる方法を考えることで、次世代の消費者である高校生がフードロス削減の方法を考えるきっかけとします。

■概要
・日時:2019年8月5日(月)~6日(火)各日13:00~17:00
 (受付12:30~)
・参加費:無料
・対象:大学生・高校生・中学生
・会場:ワテラスコモン 1階サロン(千代田区 神田淡路町 2丁目101番地)
 東京メトロ「新御茶ノ水」徒歩約2分、「淡路町」駅徒歩約2分
 JR「御茶ノ水」駅徒歩約3分

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・申込:こちらをクリックして申込フォームにご記入ください。フォームから申し込みができない、などの場合は information@opnlab.com に、学校名・氏名・メールアドレス・電話番号を送付ください。

職業人一覧


農林水産省 職員  

松下 信也(サンバーファーム代表)
 千葉で100種類以上の野菜をつくり、飲食店や一般家庭向けに販売する直販スタイルの農家。8年前にものづくりがしたいと脱サラして農家へ転身。

ミツカン新規事業開発担当

加藤 肇 (駅消費者研究家)
 現在は大学の経営学部教授。長く広告会社等に席を置き、広告制作、マーケティング戦略の立案に従事。(株)ジェイアール東日本企画在籍時に、駅の消費を専門に研究するシンクタンク(駅消費研究センター)を立ち上げ、2012年に新発想のマーケティング手法「移動者マーケティング」を発表。各界から注目を集める。その後、大きくキャリアを変更し教職の道に就くが、現在も学生を教える傍ら、企業との共同研究に尽力している。

逸見 峻介 / 高校教員
 公立高校地歴科教員・ワークショップデザイナー。教育×パラレルキャリア・大人の歴史講座ページ主催。教員の魅力発信・学校と社会での活躍を目指している若手変人教員。(管理職参加了承済)

増井 雄一郎 / エンジニア
 大学5年生ぐらいの時にWeb製作会社を起業。26歳ぐらいで社長に向いていないと思って解散。フリーのプログラマ & ライター。31歳で渡米してシアトルでiOSのアプリ会社を起業。34歳で会社を閉じて、シリコンバレーの会社の社員になって帰国しリモートで仕事。35歳でミイル株式会社を起業。 37歳で株式会社トレタを起業。

松本 阿礼 / 研究員
 交通系広告代理店のシンクタンクに所属。都市生活者の消費行動と心理を研究。一級建築士。

坂野 泰 / コンサルタント
 独立して27年、大学を中退しているドロップアウト学齢のコンサルタント。企業・行政の事業、サービスの計画・改善・立ち上げ支援、業務改善などに携わっている。分野は IT、メーカー、流通、交通、等、業種横断的。

鞍掛 靖 / コンサルタント
 楽器メーカーで設計から、ネットサービスの企画、デジタルマーケティングなどを経験し、マーケティングコンサルタントとして独立。ドラムサークルファシリテーター協会事務局。トレーニングビート認定トレーナー。

清水 豊 / マイクロソフト
 ビジネス開発(日本マイクロソフト)。携帯キャリア、ペンタブレットメーカーを経て現職。マイクロソフトのサービスの普及とともに、新技術であるAIやIoTやなどを活用したマーケット創出に挑戦。学生時代は実家の焼肉屋の店長をつとめ、大繁盛させる。 (6日のみの参加)

本間 充 / アビームコンサルティング
 コンサルタント(電通マクロミルインサイト チーフ・デジタル・オフィサー、アウトブレイン 顧問、アビームコンサルティング 顧問)
北海道大学卒。花王のデジタルマーケティングをてがけた後、アビームコンサルティングへ。現在複数の企業の顧問として、マーケティングや事業戦略の支援をする。博学でどんな話題をふってもなんらかのネタを持っている。(5日のみ参加)

大野 智久 / 高校教員
 高校教諭の中でも特に積極的に、アクティブ・ラーニングを授業へ取り入れる。未来の教育をけん引すると教育業界から期待される高校教師。近未来ハイスクールの発起人の一人でもある。共著『すぐ実践できる! アクティブ・ラーニング 高校理科 (ACTIVE LEARNING教科別実践法シリーズ)』『教師のための「なりたい教師」になれる本!』(5日のみ参加)

ミツカン新ブランド「ZENB」とは

 ZENBは、植物を可能な限りまるごとおいしく余計なものを加えずにいただくという、サスティナビリティ、おいしさ、健康を兼ね備えた新しい食品を開発し、人と社会と地球の健康につながる新しい食生活を提案するブランドです。

 この春、ミツカングループの1つである株式会社ZENB JAPANより発売された新商品、ZENB STICK、ZENB PASTEは、普段は食べずに捨てている皮や芯やさやまでまるごと使い、まるごと野菜の栄養がおいしく食べられる商品です。素材の本来のおいしさをいかした添加物に頼らない味づくりをしています。

主催団体:「近未来ハイスクール」について

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 近未来ハイスクールは、第一線で仕事をする「職業人」「学生・先生」をつないで、未来につながる「行動変容」のきっかけを作ります。
 
 ここで触れる職業人は「変人」です。他の人との違う人=変人は、その差異が価値となり、さまざまな形で社会課題の解決に貢献しています。

 世の中には、企業に勤める人、会社を経営する人、インディペンデント・コントラクター(IC)、フリーランスといった多様な働き方をする人。行政、商社、農業、運輸、IT産業、マスコミ、ゲーム、クリエイティブ関連など多様な業界。など、多様な働き方、業界、職種があります。
 学生時代は保護者と先生以外の大人と接点をなかなかもてません。

 近未来ハイスクールでは、楽しく働く大人たちが「自分の仕事」について生徒と対話する「ダイアログ」や、社会や会社の課題解決を考える「プロジェクト学習型」のワークショップを通じて、学生が近い未来になりたい職業のイメージをふくらませる、もしくは彼ら自身が新たに仕事を生み出す種を植える、お手伝いをします。

 2017年からスタートしたこの活動は、新聞にもとりあげられ、のべ200名の変人、1500名の生徒が参加しています。2018年は高専や教職員の学びの場としても実施されるとともに、北海道、京都、山口、愛知と開催場所も広がっています。


このイベントが『教育新聞』に特集されました!


 このイベントが2019年8月7日に『教育新聞』に特集されました!

 以下記事より抜粋します!

 10代の若者とさまざまな職業に就く社会人が未来について考えるイベント「近未来ハイスクール」が8月5、6の両日、で開催され「フードロスを減らすには? 10代と考える10年後の食の未来」をテーマに中高生30人がワークショップを実施した。マーケティングの専門家やエンジニア、大学教授、高校教員などがファシリテーターとして参加した。

 「近未来ハイスクール」はさまざまな業種や働き方をする社会人と中高生たちが協働でワークショップを実施し、生徒が社会の多様性を実感したり、働くことへのイメージを膨らませたりすることを目指す。
 
 参加した生徒の1人は「違う学校の生徒や学校では出会えない社会人の方々とじっくり話してみて、新たな価値観に触れることができた」と話した。
 
 「近未来ハイスクール」を運営するオプンラボの小林利恵子代表は、「子供たちは、保護者や教師以外の大人と関わる機会が少ない。さまざまな分野で活躍する社会人と触れ合うことで、将来を考える一助にしてほしい。大人主導や企業主導の学習ではなく、子供たちが発信して学べる場所になるよう意識している」と狙いを話した。


このイベントが『日本経済新聞』に特集されました!

 以下、記事より抜粋します。

 「ビーツっていう野菜を初めて食べた」「カボチャの種まで入っているなんてびっくり」。8月上旬に東京都内で開かれた「食品ロス」を考えるイベントでは高校生ら約50人の参加者が、ミツカングループが開発した棒状の食品などを味わいながら感想を言い合っていた。
これは10代の若者と社会人とを橋渡しする民間プロジェクト「近未来ハイスクール」が、SDGsの掲げる17の目標の一つ「飢餓をゼロに」を題材に高校生に考えてもらおうと企画したプログラムの一環だ。

 埼玉から参加した下館麻以さん(昌平高校3年)は2日間の授業を終え、「食べることがままならない国もある一方で私たちは恵まれている。食品ロスや飢餓といった世界の問題に取り組む日本企業の存在を知ることができたことも有意義だった」と振り返る。学んだ内容は同級生に伝えたいという。
同プログラムへの参加を授業の単位として認めた高校もある。都立駒場高校は「社会のいろいろな立場の人や他の高校の生徒と関わることができる」(木村裕美主任教諭)点に着目し、13人の生徒が参加した。
その一人、小久保太陽くん(1年)は「食品ロスという重く大きなテーマを身近なこととして考えられた」と語り、「食べ残しをしないように気をつけたい」と気持ちを新たにしていた。

イベントレポートはこちらです!

 こちらもぜひご覧ください!

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 ぜひ今後も、近未来ハイスクールの動きに注目してください! 

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