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会社の名前で仕事をするな、自分の名前で仕事をしろ。次元を超えたウルトラサラリーマン、田端信太郎 著『ブランド人になれ!』第一章、第二章

2018年7月6日発売の田端信太郎 著の、『ブランド人になれ!』〜会社の奴隷開放宣言〜という本の書評です。(NewsPicksアカデミアの特典で先行ゲット)
現在の働き方に漠然とした不安を抱えている会社員や、もっと高みを目指したいビジネスマンに向けて書きました。
発売をウキウキして待てない方も、この記事を読んでもらえばおおよその内容は掴めるはずです。

毎週日曜日の夜にサザエさんを見ながら明日の出社が憂鬱になり、月曜日の朝に湘南新宿ラインの満員電車に揺られて出社する。
金曜日の夜から土曜日まで束の間の休息で悦に浸り、また日曜日に憂鬱になる。

「会社員として、俺はこのままでいいのだろうか? 同じ仕事、同じ日々の繰り返しでいいのか?」

そんな悩みを抱える会社員への答えがこの本にはある。多くの人は奴隷のように会社に縛られて一日の大半の時間を使っている。
会社員として結果を出し続けている田端さんの実体験に基づく、濃密な知見が詰まっているこの本を読み、どうやったら会社という組織に依存しすぎずに生きていくかを見つめ直せます。

著者の田端さんは、現在、「ZOZOTOWN」を展開する株式会社スタートトゥデイの会社員であります。
過去には「リクルート」「livedoor」「LINE」など、幾多という有名企業で功績を残してきたウルトラサラリーマン。
SNSでもフォロワーが何十万人といる、インフルエンサーの顔も持ち合わせています。
坊主頭がチャーミングでありながらも、Twitterでは炎上するギャップに萌えてしまう僕です。

田端さんのTwitterはこちら。


もう待てずに内容をざっくり知りたい方は、このツイートで!

また、本内容を一つの記事にまとめると果てしなかったので、とりあえず第一章と第二章だけを綴ってみました。

反応が良ければ、残りの第三章〜第七章もまとめてみますので、よろしくお願いします。

それでは、引き続きお楽しみください。

「パンクに生きろ。ワクワクして生きてみろ。」


そんな言葉が本を読み終わった僕の胸には届いて刺さった。この本について記事に書き起こしたくなった。自分というブランドを築きあげ、もっと社会に価値を提供できるブランド人になりたいのだ。
そして何より女にモテたい。僕がモテるためにはブランド人になることが十分条件だと思うんです。
青臭いこと言いましたが、この本は最高にパンクで最高の生き方を教えてくれました。

さっそく『ブランド人になれ!』〜会社の奴隷解放宣言〜を紐解いていきたいと思います。
題名の通り、いち会社員が個人のブランドを築きあげ、会社ブランドではなく個人がブランド人になることで好きな仕事を好きな会社を選んで働き、社会に影響を与えるためのノウハウ本です。

いままでの日本は終身雇用に年功序列といった、会社に依存して働く環境が正解とされていました。しかし現代では、その考えが通用しなくなっている背景があります。
大企業でも粉飾問題や売上低迷が騒がれる昨今で、安定した企業が窮地に陥る事例が全てを物語っている。
そして国が後押しする「副業解禁」。
これが意味することは何か?
限られた労働資源である日本国民の労働生産性をUPさせ、会社に依存しないで働く仕組みを国が後押ししているのだ。この働き方が普及してしまったら、いち会社員の僕は相当キツイ。速攻で露頭に迷う。なぜなら一つの会社で働く経験しかないまま生きてきたから。複数の企業でマルチに活躍デキる自信など毛頭ない。

いまの環境をクビになって、次の就職先が見つかると自信を持って言える会社員はどれほどいのるだろうか。自分が働く場所を失わないためにはどうすればいいのか?
クビにされても喰っていける個人ブランドを磨きあげ、他の会社を自らの意思で選んで働ける状態をつくればいい。
そのためには、自分という個人が社会市場における価値を高める必要がある。

会社員が今までのように生温く会社に依存して働く時代は終わった。
個人ブランドを持ち、市場に必要とされる会社員が安定した人生を送れる時代となりつつある。

このnoteを読んで、あなたの行動を後押しする着火剤となれば、僕はパンツを脱いでガッツポーズをするだろう。
各章で具体的なアクションプランを紹介しているので、今回は各章1つずつ紹介します。
そして、ブランド人への一歩を踏み出しましょう!

※ここからは「ブランド人になれ!」第一章、第二章の一部内容紹介となります。

第一章 君は誰を笑顔にしたのか?


第一章では、会社員がブランド人となるための仕事をこなす基盤となる労働価値についてまとめてあります。
僕も会社員の端くれとして、労働とは何か?価値とは何か?を日々悶々とするのですが、この章を読むことで心がスーッとするほど納得した答えが出ました。

『汗水に価値はない』
仕事のあるべき姿は「お客さまに喜びを与えること」「他人に役に立つこと」だ。よく「汗水たらして働いている人になんて無礼なことを言うのか」「どれだけつらくて苦しいか考えてみろ」と文句を言う人がいる。
はっきり言おう。汗水だとか、つらいだとか、苦しいだとかそれ自体には一切価値はない。一言で言えば、「お客様を喜ばせること」、それだけがブランド人の仕事だ。
どんなに苦労したって汗や血や涙を流したって、誰も喜んでいなければ仕事でも何でもない。
(ブランド人になれ! より)

会社員のほとんどが「残業=頑張っている」と誤った解釈をしがちです。
「残業する自分はこんなに頑張っているのに!」と上司や会社に苛立ちを覚える人も多いかと思います。
でもそれって、価値を受け取る会社員には1mmも響かないですし、関係のないことなんですよね。


僕はラーメンが好きで、だいたい週二回は食べるのですが、美味しいラーメンを食べたいです。
仮に、店主が一週間スープの仕込みのために出汁を取って、麺も自家製の手打ち麺で作る至福の一杯がクソ不味かったら僕は怒ります。
二度といかないです。

つまり、仕事における「頑張っている状態」ということのは、お客さまが笑顔になる瞬間をつくること。
それが自分はできているのか、ぜひ自分の胸に手を当てて聞いてみてほしい。


「今日一日の自分の仕事は、誰を喜ばせたのか?誰の役に立ったのか? 誰から感謝されたのか?」(ブランド人になれ! より)


第二章 己の名をあげろ!


第二章では、会社員が勤めている社内だけでなく、社外からきて欲しいと思われるため、ブランド人として結果を出すための意識や行動を具体的な仕事論で教授しています。
社外でどれだけ成果を評価されるのか、社内の評価ばかり気にする会社員への警鐘を鳴らしています。

『売り上げよりもインパクト』
ブランド人への階段を一歩ずつ上がっている君は、「今月の売上目標、利益目標」などという強迫観念に胃を痛める必要なんてない。
会社は利益至上主義で君たちに激しくハッパをかけるかもしれないが、そんなものはブランド人個人にとっては、制約条件でしかないのだ。
上手くいなしておけばいい。失敗したら超大ゴケ、成功すれば最低10年は人々の記憶に残るような大バクチをしたほうが、夢とロマンがあふれているではないか。
(ブランド人になれ! より)

会社の期待に答えるために、上司の顔色伺って会社のためになる結果を出す。そうすれば上司も社長も株主だって喜ぶし、十分な社内評価だって得られる。
同じ会社員としてこの気持ちは痛いほど分かる。この考えは平凡な会社員として間違いではないが、ブランド人を志そうとしている会社員には間違った考えなんです。


会社員でいる限り、自分が大きな損失を出してもそれが丸々借金に変わることはない。プロジェクトが大ゴケして失敗しても、打ち首にあうこともない。
どんなにやらかしても死ぬことはないのだから、会社員はノーリスクで仕事を全うできる。


記録に残っても、その記録を忘れられたら何の価値もない。人の記憶に強く残るような仕事をして、また一緒に働きたいと思われる人間でありたい。
クビになってもかまわないというくらいに腹をくくればいい。

「どうせ働くなら、人々の記憶に爪痕を残し、ブランド人として伝説を作ってみないか。人々の記憶にやきつくようなインパクトある仕事ができれば、利益はあとからついてくる。」(ブランド人になれ! より)

次回予告

本記事の反応が良ければ、次回は第三章、第四章を明日以降にアップしたいと思います。

第三章では、会社という概念に会社員が立ち向かう行動を指南してくれました。会社に頼るのではなく利用する。会社員が立場的に厳しいことを受け入れた上で、ブランド人になるためにやるべきことが分かります。
そして第四章では、会社員が市場(世の中で必要とされること)を知らずして、ブランド人になることは難しいと説明しています。
自分がどうすれば市場を理解し、必要とされるブランド人になりうるのか、具体的な情報リテラシーについての知見が詰まっている章です。

次回もお楽しみに!拡散してね!

では、また!

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春木道洋@会社員2.0

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