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労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果<完全失業者>

完全失業者は、2023年平均で178万人と、前年に比べ1万人の減少(2年連続の減少)となった。
 
男女別にみると、男性は105万人と2万人の減少、女性は73万人と前年と同数だった。
 
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失業関連については、「完全失業率」は、出題実績がかなりあるのですが、単純に「完全失業者の数」を論点にする問題は、ほとんどありません。
 
問題文の中に「完全失業者の数」を挙げているものはありますが。
 
なので、おおよその数と傾向さえ知っておけば、十分でしょう。
 
ただ、調査結果ではなく、「完全失業者数」という言葉が、
 
【 H16-選択 】
政府は、雇用失業の現状を把握する重要な調査として、総務省統計局において、標本調査により、全国の世帯とその構成員を対象に、毎月、( A )調査を実施している。この調査に基づき労働力人口比率、( B )、( C )などが発表されている。   
労働力人口比率は、( D )以上の人口に占める労働力人口の割合と定義され百分比で表示されており、( B )は、労働力人口と就業者数との差である。( C )は、労働力人口に占める( B )の割合と定義され、百分比で表示されている。
 
というように出題されています。
 
この問題の答えは
A:労働力 
B:完全失業者数 
C:完全失業率 
D:15歳 
です。
 
ということで、
「完全失業者数」とは、「労働力人口と就業者数との差」であることは、知っておく必要があります。
 
ちなみに、「完全失業者」の定義は、
1)仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった(就業者ではない)
2)仕事があればすぐ就くことができる
3)調査週間中に、仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた(過去の
求職活動の結果を待っている場合を含む)
これら3つの条件を満たす者とされています。

 

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