パキポディウム実生チャレンジ2019 #1

2019年5月12日、日曜日。

パキポディウムの種をまいた。


昨今の多肉植物ブーム、その中でもパキポディウムは人気品種の一つだ。

南アフリカに自生する塊根植物で、ぷっくりとしたフォルムとサボテンとは違うトゲトゲしさがなんとも奇妙で愛くるしい。

オシャレな人たちはこぞっていろいろなパキポディウムを某ブランドの鉢に植え付けてファッションアイテムかのように育てている。

4~5年モノのパキポディウムは高額で取引されていて、給料が石器時代のような石のお金で支払われるブラック企業の一社員である私にはとてもとても...

その点、種は安い。

インターネットで容易に手に入る。

もちろん書かれた品種名と違う種が届いても全くわからないというリスクはある。

手間はかかるにせよ、それでも低価格でパキポディウムが手に入るなら...

じゃあ実生をやってみよう、というのが動機だ。


播種に際して仕入れた情報は以下のとおり。

①パキポディウムは夏型のため暖かくなってから播種する

②好光性種子のため播種後は覆土しない

なるほど。


種をメネデール100倍希釈液に24h浸し、ダイソーの温野菜メーカーに

バーミキュライトを敷き、ホーマイ水和剤をごく少量溶かした

水を注いで念を込めて播種。

なんとなく蒸らした方がいいのかなと思いフタをする。

こんな籾殻みたいな種からあんなぷっくりしたパキポになるなんて到底信じられない。

置き場所はAMのみ日光が入る窓辺。

これらが正解がどうかわからないまま実生チャレンジがスタートした。


播種したのは3種類。

パキポディウム・デンシフローラム(Pachypodium densiflorum)

パキポディウム ホロンベンセ (Pachypodium horombense)

パキポディウム・エブレネウム(Pachypodium eburneum)

ヤフオクでそれぞれ10粒400~500円だったと思う。


播種した日の最高気温は22℃。

翌日は24℃でその翌日は25℃。

播種から2日後の夜、温野菜ケースのフタを開けてみる。

すでに2粒発芽してた!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

去年アガベの実生の時は5~10日での発芽だったので驚いた。

ちなみに播種から4日後の今日、発芽率2割(6/30)。

一気に愛情とやる気が湧き出てくる。

ありがとう、発芽してくれて本当にありがとう。


でも

俺たちの戦いはこれからだ!!!!!!!!




このふざけた忘備録が今後パキポディウムを播種する方の役に立てばいいな。






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