最近の実写化シリーズの流れにあるからややこしいけど、次のライオンキングはほとんどCGなわけだろう。ただ、それを言ったら美女と野獣の野獣だってCGだし、アラジンのジーニーとか絨毯だってそうだ。あと猿も。とにかく、アニメとフルCGアニメ、実写映画の境目は、今や複雑なグラデーションになってる。

ぼおっと電車に乗ってたら、近くの乗客の話し声が聞こえてきた。ディズニーの実写映画シリーズの話で、アラジンから次のライオンキングの話になり、さらにその先のアフリカ系俳優主演のリトルマーメイドにまで展開した結果、たどり着いた結論は、こうなるとライオンキングのようにファインディングニモも実写化されるんじゃないか、って話だった。

ライオンキングはほとんどCGだ。実写化と言っていいのかよくわからない。それは置いておくとしても、ファインディングニモはそもそもフルCGアニメだ。まあ、かなりデフォルメされたキャラクターを写実的なCGで描くってことはできるだろう。リアルなCG魚類によるニモ。見たいっちゃ見たい。

とにかく、アニメとCGと実写がドロドロに溶けて一体になりつつあるのをリアルに感じさせる会話だった。ちょうどトイストーリー4を観に行く電車の中だったのも大きかったかもしれない。1を観た当初には想像もできなかった未来にいるなと思った。トイストーリー4についてはまだ整理がつかない。