きりたんぽと重めのデザート

阿部定がモチーフだという渡辺麻友主演の新ドラマのタイトルを聞いて、「『サヨナラ、きりたんぽ』ってそういう意味だよね…?え、おれだけ…?」と不安に思ってたら、翌日、テレビ朝日はばっちり秋田県に怒られてた。我が県の郷土料理をぽこちんに見立てるとは何事かと。そうだよな、阿部定の文脈で別れを告げられる棒状の物はおちんちんだよな。ああ、よかった、ひとりじゃなくて。天地真理が脳内で高らかに歌い出す。最近どうしてんだろう、天地真理。

よかった、よかった。素敵なことね。さて、今回の経緯を書いた記事を一応読んどこうと……

タイトル中の「きりたんぽ」は秋田を代表する郷土料理とは全く関係なく、「きり」を「切り」、「たんぽ」を男性器と取らせるネーミングとみられる。(産経新聞)

…あれ?なんか思ってたのと微妙に違う。単に「サヨナラ(切断)、きりたんぽ(ぽこちん)」じゃないのか。「『たんぽ』を男性器と取らせるネーミングとみられる。」って、みられねえと思うんだが。記事の後半で数年前に「きりちんぽ」っていう、「まりもっこり」の二番煎じ狙ったら勢い余っておちんちん出ちゃったみたいなマスコット商品の販売中止騒動にも触れてんだけど、むしろこれに引っ張られたんじゃないのか。納得いかん。

そんなもやもやを抱えてたからか、テレビから聞こえてきた聞き慣れないお菓子の名前に、即座に反応した。

「マラサダ」

阿部定事件を4文字に凝縮したような名前…!

興奮をツイッターに投稿して気持ちを落ち着けたが、その刹那、ぼんやりとした既視感が襲ってきた。まさかと思い、自分の過去ログを検索する……ああ、なんてこった。

ハワイのドーナツってマラサダっていうのか。犯行後の阿部定みたいだ。(2011年5月13日)
「マラサダ」っていうお菓子が紹介されてた。阿部定の悪口みたいな名前だ。(2012年5月11日)

3回目だった。正確にはマラサダはポルトガル発祥らしい。どうでもいいけど息長いな。まあ、「ちんぽちょん切る」という一撃必殺でいまだにこうして騒ぎの種になってる阿部定のほうがよっぽどだけど。名前がキャッチーなのも大きいな。ドラマではまゆゆがちんぽちょん切るんだろうか。どうすんだろう、それ。タイトルには引いたけど、それも変わるわけだしとりあえず観るか。

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