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日本語検定準ニ級

日本語が好きだ。
大人になってから受けた検定は上記と、あともう一つ語彙読解力検定のみだが、たいした苦も無く両方共に準ニ級というそれなりのクラスで合格した。ただ特技ではない、趣味欄に書いている。

言葉は時代によって変化していくものだから、「イマドキの若い子」にいちゃもんつけようという話ではない。私が同世代の素敵な言葉遣いに心打たれたのは黒田清子さんの皇室離脱の記者会見だった。

洒落たジョークを挟みながらのエピソードトークなのに紡ぎ出す言葉の 美しさ。特別な環境で育たれたからだけではないものだと思った。言葉とは、品性、人格…いろいろなものが  ないまぜになって生まれてくるのだなぁ。

さて、岩下尚史さん。
新橋演舞場の企画室長を経て作家に転身された、着物姿も麗しく優しい語り口でテレビ等でも活躍しておられる。言ってもたいして自分と歳が変わらないのに美しい日本語を操る方である。 
その彼がなんだかお怒りだ。事情がわからないから内容については触れないが、令和の文章とは思えないこだわりが随所に見受けられる。
旧仮名遣いもそのほうが気持ちが表しやすいのだろう。我が身を振り返れば逆パターンなら(つまり、あえての乱暴な言い回し)あれど、こんな言葉で怒りの表現は到底出来ない。まだまだ修業が足らんなぁ。

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